中居正広様
【第??回 SMAP全体会議】
「島崎警備に依頼がくるんですよ」
「はい」
「巨大な組織から抜けたいと思っている人物なんですけどね、巨大組織の内情をよく知ってるんです」
「はぁ」
「組織としては、有能でもあるし、手放したくはない。抜けられるくらいなら、いっそ始末してしまいたいと考えている。そこで身の危険を察知した人物が、大手警備会社だと、逆に組織とのつながりがあるんじゃないかと懸念して、弱小、弱小!」
「なんで2度言った!」
「弱小!島崎警備に警備を依頼してくる」
「まぁ、島崎警備、最小手といってもいいけれども!」
「ただ、組織が巨大なため、さいとうこーがやいやい言うんですよ。やいやい言いがちなさいとうこーが」
「さいとうこーじゃなくて、さいとうたくみな」
「まま、そうは言ってもさいとうこーも弱いものの味方じゃないですか。そこで依頼を受けて、組織を抜けられるまでガードしてもらうことになるんですね」
「うん」
「で、まぁ、なんだかんだあって、罠だの、危機だの、島崎さんには、階段落ちを再度やってもらって、病院で、女医さんとごにょごにょやらあって。あ、もちろん、本日で抜けられるかどうか!の朝は、息子とやいやいしてもらってね」
「使われてる用語が適当すぎる!」
「階段落ちやだ?高所恐怖症設定を生かして高いところから落ちる?」
「落ちる前提がやだ!」
「そんな満身創痍の島崎さんの力もあり、無事その人物は組織を抜けることができて、めでたしめでたしっていうストーリーな
んですね。これは、シーズンの2話くらいを想定しています。いや、まーー、贅沢を言うなら、初回2時間スぺシャルがいいんですけどね。なんでか解りま
す!?」
「いや、解りません…」
「そ・れ・は。めでたしめでたしの後は、島崎さんとさいとうこーが島崎警備内でわちゃわちゃするじゃないですか」
「わちゃわちゃ…」
「そこにノックがするんです。もちろん、そこで毒にも薬にもならないカフェー店員が来ると視聴者は思うじゃないですか。ところが違うんですよ」
「え?」
「『こんばんは。上の階に引っ越してきました』『え、あなたは…!』そう。その巨大組織から抜けた人物なんですよ。その回の顧客が再登場。そして引っ越してきた彼は改めて自己紹介するんですね。『新しく、のんびりなかい、という会社を設立しました。社長の中居正広です』」
「おめーじゃねぇかーー!」
ぎゃはははーーーー!!!
「何やってんの、上二人」
「さっきからあのくだり、8回くらいやってるけど」
「え?このワイン、なんかやばい薬でも入ってるの…!?」
吾郎が手にしたボトルのワインを飲み、ただ美味しいだけだけど…!?と怯える。
中居がどんどん島崎警備の顧客を作りだし、3人に2人が中居であり、中居と木村がで大笑いする事態がループする夜。
恐怖の誕生日パーティーは、休日のBISTROJ_Oで、まだ続いていくのだった。
中居正広様
☆中居正広様(お誕生日に寄せて 06年版