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2014/1/31


オープニング一発目に間に合わず、質問から聞くことに。

  • 京都の印象は?

「そ うですね。ここのところ江戸にいる時間よりか、京都にいる方が時間的には長くなっていまして。久々に、はい、がっつり京都なスケジュールを送ってるんです けども、まぁそうですね、相変わらず昔の街並みが2014年に存在している、ほんとにうん、なんかこう、リアルタイムスリップができるような場所なので、 まぁね、時代物を撮影する、作っていく現場としてはうってつけの場所だと。
だってスタジオから車で10分移動したところで江戸時代が存在するんですよ。電線もなければアスファルトもない場所があって。
中には国宝級の建造物の中で撮影させてもらってるんですけど。
相変わらず、素晴らしいところだなと思ってますね。
ひらぱーねえさんが心配してくださってるんですが、撮影以外の時間は、ってなってますけど、今のところ、お休みの日がなくて、ずっと撮影はしてるんですけど、撮影以外の時間帯は、夜だったりあるので、そういう時は、そうですね。
かるーく、そう、今回ね、初めての試みだったんですけど、あるバーテンダーさんがカクテル作ってるのをぼけーっとね、台本をね、めくりながらいたんですけど。
やたらそのかしゃかしゃって音がすごい気になって、ふと、007に出てくるジェームスボンドが、いつも作品の中で飲んでいる、カジノロワイヤルのセリフを思い出して、それ作ってもらえますかって、嗜んだんです。
そっからなんかそれにはまっちゃって、撮影やってて、もうそろそろ終わり、ラストカットがかかるってなったら、マティーニって印象が強くなってきて、まぁ、時間さえあればちょっと楽しませてもらって、それから部屋に帰って休む、みたいなパターンに。
あの、これ別にわざと言った訳じゃないんですけど、映画の撮影現場の中で、これちょっと豆知識を。
今の話の流れで、その日のスケジュール、その日のラストカットですよ、その日の中で、このカットを撮ったら終了ですよって、そのラストカットの事を『マティーニカット』って言うんです。
ちょっとおしゃれに話が落ち着いたところで、曲行きましょうか(笑)」


1 曲目、Daft Punk Feat. Pharrell Williams「Get Lucky」

「今日のWhat'sは宮本武蔵についての質問が溜まってましたので、そんな質問と戦いたいと思います。
(宮本武蔵の裏話をして、というメールがありーの)キャプテンって呼んで下さる方いるじゃないですか。
まぁあの、嬉しいことなんですけど、撮影で京都は太秦の東映撮影所にいくじゃないですか、毎朝。スタジオの前に何名かの方がいてくれて、自分に向けて、 キャプテン!みたいな感じで言ってくれるんですけど。あのー…いや嬉しいんですよ!嬉しいんですけど、起きて出発する時から、さ!行ったるぜって行くじゃ ないですか。スタジオ前につくと、キャプテンっ!っていう、お声をいただきまして。
うーん、What'sの力ってすげーなって再認識してる今日この頃なんですけど。
そうですね。ほんとにたくさんの素敵な共演者の方と現場を過ごさせていただいてます。
沢村一樹さんとはお仕事は初めてなんだけど、割とプライベートで時間をともに過ごすことがありまして、不思議な感じですね。
お仕事という形では、一回もなかったのに、プライベートの時間だと、沢村さんの、ご兄弟が、すごくうちらのライブに足を運んでくれていて、そん時に、沢村さんが一緒に来て下さって、ライブを見て下さったりとか。
本番終わった後、今日来てくれた人たちにご挨拶みたいな軽いパーティーっていうもんがあるんですけど、そこで沢村さんとご兄弟、妹さんとお会いしたりして たので、自分が宮本武蔵を、沢村さんが佐々木小次郎を演じているのが嬉しいんですけど、どこか恥ずかしいというか、変な感覚。変な感覚ですね。
本番にいたっては、僕ら、しっかりと集中してやらせていただいてますね。
ほんとに楽しい方なので、現場にいても、すごくリラックスもできるし、緊迫した、集中した時間も一緒に過ごすことができてますね。
お通役に、名前が出てきましたけど、真木よう子さん。僕、真木さんと初めてなんですけど、以前、僕がプライスレスというドラマを撮影してる時に、彼女が、 生田斗真さんと一緒に、四国の四万十の話を撮影してた時に、スタジオが隣だったのかな。そこでお会いして、あ、お疲れ様です…ってすごいクールな人だなっ て印象があって。顔ちっちぇーし。スタイルいいし、もうこれどうすんだお通!と思ったんですけど。
あのね、それよりこ何よりも。僕、岡田准一さんと共演してた、真木さんが、SPという作品を見たことがあって、あのアクション全部ご自分でやられてるのが印象的で、まぁ、でもお通じゃないですか。
アクションもないし、真木さんの魅力でもあるアクションってものがつかないなと思ったんですけど。でも、さっき、ちらっと馬にのるシーンが見れたって書い てありましたけど、そうなんですよ。ちょっと、役人から馬を奪い取ってお通と二人で逃げるってシーンがあったんですけど。
現場的には吹き替えで大丈夫って感じでスタッフは言ってくれたんですよ。なんだけど、ここはちょっとね、真木さん的にも、僕自身的にも、ちょっとどこか、ん?って部分がありまして。
ちょっと好きじゃないんですよね、吹き替えって言葉が。真木さんにしても、僕にしても。
いや馬、馬乗れない訳じゃないし、ま、乗るっていうのもありかなと思って、スタッフにもしあれだったら、今日どの子ですか?走るのって。この子ですって。
ちょっと、覇気を馬に出しまして、馬が目線そらすまで、馬の瞳をぐんっと見てたらですね、こいついけそうだなって感じがあったので、もしあれだった乗りま すよって。じゃあお通さんは、二人乗りもあるので、木村さん二人のりの経験は?いやないですって言ったら真木さんが、いや、あたしも乗りますって言いだし て。
いやでも、馬だし。オートバイじゃないから。でも真木さん馬って経験ある?って言ったら、馬は、ないです。
馬はないって、何はあるの?って聞いたら、ロバ。
いや、ロバ…!
の経験と馬の経験、今、ね、この後、二人乗りをしてみたとしてもかなり危険だし、どうする?って言ったら、乗りますって。
こん人すっげーガッツある人だなと思ってびっくりしました。
ユースケ・サンタマリアより全然ガッツあります、ほんとに!
もーね、ちょっと寒いだけで、ユースケ・サンタマリアは、もーーダメだね、今日はね!もうしゃべれない!って。こんな寒かったらダメだねこれね!ってほんとうるさいんですよ、あいつ!
真木さん、もうすごいです。
あと、あの、やっぱり、京都太秦は僕初めてなんですよ。映像京都って撮影所にお邪魔しして撮影させていただいたことはあるんですけど。
伝説も色々あるじゃないでうか。東映撮影所。生半可なやつが行ったら、それこそ長年時代劇を支えてくれていたスタッフ、ベテランのスタッフの方たちに、舐 めた体制、舐めた状態で臨むと、もうただちに締められるよって。そういうお話色々うかがってはいたんですけど、行ってみたら、ものすごくハートフルで、な んだろ。
お年を召されてても、髪の毛白髪になっていても、みんな子供みたいな笑顔だったり、真剣に打ち込んでる時は、秘密基地を作ってる小学生みたいな顔で。
ほんとに僕的には、すごい好きな場所ですね。
職人さんがごろごろいて下さってる空気がすぼい僕は好きかなー。うん。
いやほんとに今後も撮影残ってますので、そんな方たちと一緒に現場を楽しんでいこうと思います。
ここで、もう1枚こんなメール」

「谷岳さんってアクション監督なんですけど、この人ハンパないですよ。ハンパないアクションチームを率つれて今回来ているので、まあそうですね。生傷が絶えないんですけど、その話はおいといて。
『今まで時代劇を何十年もやってきた太秦の職人たちが木村さんの運動神経と剣術の凄さに舌を巻いています…「威嚇する」「剣を振る」「跳んで、斬る」、ど の動作ひとつとってもかなり綿密に計算された殺陣に仕上がっているので、二刀流で闘う武蔵を早く皆さんにお届けしたいです』
っていう内容になってますけど。へー、そんなことをみなさん言ってくださってるんですね。いやでも、超嬉しいっす。
美術のですね、美術担当の、極めた波と書いて極波さんっていう人がいるんです。俺、それですげーモチベーションあがったんですけど。
ある撮影してる時に、その方が、長年時代劇を支えてきたベテランが、木村さん、もっと時代劇やって下さいよって言ってくださって。
え?なんすか、って言ったら、いや、だって、ほんまに振れるやないですかってゆってくれて。
もうなんかね、その、一言というか、その方も太秦という撮影所の中で色んな時間を過ごしてきたと思うんですけど。
その方が、投げかけてくれた言葉というのが、もーーどんなことがあっても、今回やり抜こうって気持ちにさせてくれましたね。
後ほんとにね、ぼろっぼろの、もう、傷だらけの手の持ち道具のシマさんって人が、あかぎれしてボロボロになった手で、俺のわらじのひもを毎回くっと締めてくれて。これくらいでよろしいですかって。
そういう皆さんの、仕事してきた手?を、それこそ1m以内に見たりとか、ほんとみんなね、きったねーカッコしてるんですよ。
なんだけど、カッコはあくまで見た目としてあるんだけど、きったねーカッコなんだけど、ほんとこう気持ちというか、メンタルというか、モチベーションとい うかが、ほんとにクリーンで温度が高い方たちだから、その中で自分がいられる、そして、今回宮本武蔵をやらせてもらえるっていうのは、すげー高価なプレゼ ントをもらった気がしてますね。マジで。
それで、このちらっと話でましたけど、アクション監督の谷垣さん。この人の、今回つむぎだした殺陣のシーンは、まぁ、うん。ハンパないです。
それでね、あこれ、What'sのリスナーのみなさんにはサプライズになると思うんですけど、今回のアクションチームでムサシだったり、タケゾウの動きをすべて把握してくれてる、ナオって呼んでるんだけど、ナオヒロっていう、アクションのスタッフがいるんですよ。
その、ナオヒロに会った時に、どっかで見たことあるなって。でも会ってはいない。
え?でも見たことあるなって印象だったんです。
話聞いたら、あ、木村さん、弟がお世話になりましたっていうから、え?誰?って言ったら、ロイドの現場で木村さんの動きを全部把握してたのうちの弟ですっ て言われて。弟コウジって言うんだけど。コウジとナオヒロ、男兄弟二人に連続して俺作品またぎで、ロイドの時に弟に世話になって、今回は兄貴にお世話に なって。
そのナオヒロの、クロヒョウみたいな動きをするんですよこいつが。
で、一回動き見て下さいって、今日やるシーンなんですけどこんな感じですって、そのナオヒロのクロヒョウみたいな動きを見せてくれて。クロヒョウの 100%を僕が受け取って、監督のオッケーをいただくためには、俺の140%150%やんない限り、はい、最高っす!次行きましょっ!って監督のサムアッ プをゲットすることはできあにので。
そうですね、苦労してる、してないっていう、まぁ、そういう、お話をする以前の現場になってますね。
でも息切れて、一杯呼吸したいんだけど、寒いじゃないですか、京都って。外気がすごい冷えてるから、息が切れて呼吸してると肺が冷えてきて、あいたたたた たいってなったり、まぁ、そうすね、ちょっと今、本編の中で着物を脱ぐシーンはないと思いますが、結構きてますね。僕今、脱いだらすごいです」


2 曲目、Lorde「Royals」

「ここも京都っぽいなと思ったんですけど、太秦のスタジオに隣接した、映画村ってあるんですけど、映画村の中でも、撮影をする機会というかあるんですよ。
そうしたら映画村って、アミューズメントパークみたいなもんだから、入場料を払った上でお客さんがはいられて、色んなアトラクション、アトラクションっていうか、そこでアクションをされてる方たちの上映を見たりとかできるんですけど。
ま、たまーに、タイミングがあったりすると、今回の宮本武蔵の撮影を、お、やっとるわって感じでそういう中で撮影させてもらってるんで。タイミングが合えば、現場の空気なんかをみなさんいも感じに来てもらうのもいいかなと思うんですね。
はい。
武蔵に関する気になることがあったら教えてください。
後、しばらくWhat'sでかかってない、ほぼかかってない我々SMAPソングのリクエスト、ご無沙汰リクエストかなりきてます、でももうちょっと貯めたいと思います。
正直あまりかけたくないって曲も結構来てるんでね。送ってください」


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