2013/12/13
「今度の12月15日日曜日に最終回を迎える安堂ロイドですが、こんな質問が来ております」
- ロイドの血まみれシャツが、朝には白いシャツになっていたけど、着替えるんですか?
「ていうね。メッセージきてます。そうですね。正直なところこちらのメールは最終回が終わってから読んでもよかったんじゃないかって、個人的な見解があるんですけど。
オープニングで紹介したからには答えますか。
着替えてる訳じゃないですけど、1話からずーっと見ていただいてるとまぁ納得していただける部分も多いんじゃないかと思いますが、充電をすることによって
ですね、傷口もふさがるし、補修され、だから、なんで血まみれのシャツが真っ白になるのって非現実なところなんですけど、まぁ、SF!ということでとらえ
方を僕はしてるんですけど。
着替えてたら怖いですよね。麻陽が寝てる間にベッドルームで、実はクローゼットあけて、あー、これ汚れちゃったなって着替えてたら。途中で麻陽が喉乾いた、水でも飲もうって時に、ロイドが、悪かった。着替え中だってなると。
充電中に血に染まったシャツも戻ってしまうって思っていただければと思います。
なんで最終回前にこんな話してるんだ。恥ずかしくなったので曲どうぞ。
ひょっとしたらロイドもシャレオツなのかもしれませんね」
「さぁ今度の日曜日12月15日に最終回を迎える安堂ロイドですが、今振り返ってみると不透明な状態からクランクインさせていただい、撮影させていただいたんですが、クランクイン初日に射殺!
なんで自分が演じるキャラクターが初日に射殺されるんだろって。ん?ん??ってクエスチョンが出たんですけど、現場に行くと監督波多野監督がいまして、ぶ
つかりそうになってる自分を、はいそっち左に切りすぎるとこすっちゃいますよって感じですごく的確に誘導してくれるんどえ、現場に入ったらすぐにクエス
チョンが吹っ飛んで行ったかなって感じは非常にあったんですけど、早かったですねー!
1話から10話、ほんとにクランクアップ、つい最近なんですけど、自分のカバンの中から安堂ロイドっていう台本が、最終回の台本は黄金に輝いてる台本だったんですけど、その台本が消えた時は不思議な感じがしました」
「びんびん?
ま、そうですね、朝方ありますよね。
疲れてたりするとあれ?って。ちょっとトイレしづらいぞって」
「What'sの中で、植田プロデューサを頭のおかしい方って感じで紹介させたんですが、ほかの方のことをお話するこなかったと思いますので、最終回を前にせっかくなんでこんなことをやってみたいと思います。
プロフェッショナルロイドの流儀。
あーいまスガシカオ流れた(実際流れている)。
現場にはたくさんのプロフェッショナルがいてくれました。
今日はスタッフのプロフェッショナルを感じた瞬間を語りたいと思います。
の、前にですね、最終回の前になんでこんなハプニングが生まれた?って感じなんですけど、このWhat'sのスタジオになんでかしらないけど、用事があっ
て、波多野監督、植田プロデューサー、ロボットの長谷川さんまで来てうれてまして。ロボットつっても違いますよ。アンドロイドじゃないですよ。会社の名
前、ロボットっていう会社で、そちらから。なんで来てくれたんだろう。
せっかくなんで、現場の話をするんだったら当人たちにここにいてもらった方がいいなと思って。
急遽、まったく予定になかったんですが、スタジオにぶちこみたいと思います。来て下さい。顔見合わせないでさっさと来て下さいよ。
紹介したいのは、先ほど名前の出ました。第1話もそうなんですが、途中盲腸で現場から離脱しました波多野監督ですね。自己紹介お願いします」
波多野「演出やってます波多野です。盲腸復帰しまして、ご迷惑おかけしました」
「ほんとにお世話になりました。波多野さんから。今回の安堂ロイドはどいった感じのものになったでしょうか」
波多野「どういった感じのもの…。みんなでチャレンジできて、すごく今まで日本にないテイストの作品に仕上がったなと思って、スタッフキャストの皆さんに感謝、感謝ですね」
「いやいや、一応全国38局に流れるんですけど、いつもな感じで話して下さい。すごい今オフィシャルトークみたいになっちゃってるんで。
で、今、へっへっへって笑ったのが、はい、みなさんご存じの、すごいでしょ。電話、今まで電話の声ではお届けしたんですけど、What'sのスタジオマイクでは初ですね。植田プロデューサーです」
植田「植田でございます。TBSの人間なのにお邪魔してよろしいんでしょうか。また会社に怒られる(笑)」
「いつもこういうテンションですから。絶対に、現場にいたりとか、今でも多分東京FMの人からすると、きっとそうだと思うんですけど、外見からいって、必ずしも、きっとのこの人が安堂ロイドのプロデューサとは思わせない。
なんですかね。これはちょっとしたカモフラージュなのか、パーソナルそのものなのか、パーソナルですよね」
植田「そう、です、ね。医者に行った時に、自分の仕事を説明したら、ちょっと違う方面の薬をだされて」
「どういうことですかそれ。違う方面の?」
植田「違う方面のっていうのは、僕は単純に、風邪かな?と思ってたんですけど、ちょっと、ねじがゆるんでんのかな?って薬を出されまして。何の薬か解らなくて飲んでたら、現場で気絶するように眠ってしまい」
「あー…。睡眠たりてなかったんだよね」
植田「次の時、テレビ誌チョキチョキ切って、持っていきました。そしたら出なくなりました」
「テレビ誌の記事が証拠になったんですか(笑)」
植田「なったんですけど、ちょっとがっかりされました。グッドラック作ってる人がこういう人なんて。みんな大多さんみたいなイメージだから」
「フジテレビのね、スーツ着て」
植田「指もなりませんし」
「(木村さん、指ならして)こうね。ぽんぽん!カットバック!」
植田「手首が動かないんで(笑)すいません」
「もうひと方、この方はですね、非常にハートフルで、熱い、それこそ今日のテーマプロフェッショナル、ロイドの流儀にすごくどストライクな人なんですが。もうひと方、長谷川さんです」
長谷川「ロボットの長谷川でございます。よろしくお願いします」
植田「何営業口調!」
「クランクインから、クランクアップまで短パンを貫き通すっていうね、この貫き通す感じはどっから」
長谷川「小学校時代からの親の方針です!子供は元気よく半ズボンでっていう」
植田「でも、いじめられっこだったんですよ(笑)半ズボンでいじめられっこって!」
長谷川「その上に半袖半ズボンの子がいたんで、あんまターゲットにならなかったんですけど、まぁ、親の方針で子供は元気よくと」
「え?子供は元気よくっていう、子供はって部分は差し置いて、現場で元気よくいなさいってことで短パンだったんですか?」
長谷川「そういうことですね!現場では元気よく。自分を戒めるようにやっておりました」
植田「寝ちゃうから」
長谷川「少し暖かいとすぐ寝ちゃう(笑)」
「半ズボンは半ズボンなんですけど、なんで上はそんな着てるんです?」
長谷川「上は寒がりなんですよね。膝から下は大丈夫なんですけど」
?「糖尿で神経が止まってるんだと思います」
(このあたりから、誰が喋ってるのか解らなくなりましてですね。植田さんなんだか、波多野監督なんだか、長谷川さんではないような)
「あのほんとにね、全国でこのラジオを聞いてくださってる人の中に安堂ロイド見て下さってる方、非常にパーセンテージ高いとおもうですが、マジかよ!って思わないでください。こんな人たちが作ってんのかよ!って思わないで下さい。
今お届けできるのはほんとに、この方たちのほんとに!ワンピースのみしかお届けできてないので、ほんとにこれがね、あの(笑)誤解されると怖いんですけども。
プロフェッショナルな人は現場にたくさんいましたよね。波多野監督はなんか気になる、名前がふっとあがるっていますか?僕的には3巨頭。すだっち、よこちん、なんで笑うんですか(笑)」
植田「いやいや(笑)」
「あの、照明のチーフで横山さんって人がいまして。僕はよこちんって呼んですけど。もうひと方うえむらさんという音声のチーフの方がいるんですけど。この、すだっち、よこちん、うえむらさんの3巨頭は、なんすかね。監督から見てどうですか」
波多野「すごいですよね。須田さんも、テレビドラマには珍しく同じアングルに入らなくて、全部違うアングルに入ります」
「あー、そうですね確かに」
波多野「横山さんも、明かりのこと、ストーリーの流れで考えて明かり作ってくれますし、うえむらさんも、全部ストーリーのことを考えて、自分の部署だけのことじゃなくて全体の流れを通しての考えだったりするので、すごく助けられてましたね」
「僕も非常に思ったのが、よく高速道路の真下、真上で撮影して、必ずしもセリフを言ったとしても、あまりにも周りの音がうるさすぎて、完璧120%アフレコだなってシーンあるじゃないですか。
他の現場だと、アフレコお願いしますってスタジオのサブにあるマイクが立ってるブースでやらしてもらうことが多いんですけど。で、普通に映像見て、収録映像見て、それでお願いしますってぴったりはまるまで続けるって作業じゃないですか。
うえむらさんが今回やってくれた、なんすかあのシステム。謎のね、すげえシステム」
?「ワンフレーズずつ切って、ですよね」
「そう!」
?「あれ、うえむらシステムですよね。あの人しかやってない独自のシステムなんで、そのへんはプロフェッショナルですよね。自分のスタンスでやった方がやりやすいだろうって、俳優部さんのことも考えての作り方なんで、合わせてよじゃないところが」
「収録映像に合わせて、その時の言ったセリフをその時らしく言って下さいって作業が多い中、うえむらさんって、おうむ返しでいいんで、今聞いたご自分の
声、テンション。映像に合わせてじゃなくて、気持ちに合わせて、音に合わせて、スピードリズムに合わせてお願いしますっていう、もうワンフレーズずつ、
すっごい細かく並べといてくれて、じゃ最初の一言いきますって。で、自分の現場の声が、『どういことだ』って、例えば言葉だったりすると、『どういうこと
だ』って言葉のみ僕に聞かせてくれて、オウム返しでお願いします。本番いきます、ぴっ、って現場の『どういうことだ』が流れて、オウム返しで言うと、オッ
ケーです、次いきまーすってなって。
だから、オンエアで見返してもまったくアフレコ感がないという。あれすごいですね」
波多野「一番最初にあのシステムを聞いた時は、感情で喋れないからどうなんだろうかと思ったんだけど、ぴったり合うんですね。逆に、リズムと声のトーンがぴったりあってくるんで素晴らしいなと」
「後、耳鼻咽喉科の先生並に、もうちょっと木村くん喉の奥で喋ってるからとかすごいんですよ、うえむらさんって!
なんつんだろ、口の、声帯のもっと奥の方でこの言葉を喋ってたから、もっとひっかかるみたいな感じでゆってみてくださいとか」
?「うえむらさんは音楽畑出身なんで、音楽から音声に来てるんで解るんだと思います」
?「しかも、今日ここにお邪魔した理由あるじゃないですか」
「ある理由が」
?「これもうえむさらんの発案なんですよ」
植田「終わってみんなで飲んでて、いやー、失敗したっていって。なんすかって。こうしとけばよかったなってなって。そうすね、それもありましたねって帰っ
たんですけど、やっぱいいなと思って。やりましょう!って、夜中2時半くらいに連絡して。いいアイディア、みんな持ってんですよねー」
「それこそ撮影部のチーフでいうとすだっちなんかもすごかったですよね。だって、最終回のあの撮影、あのシーンの撮影をした時に、監督も、これでいんじゃないかな、で、出演部もこういうことなんじゃないかなってドライをやったんですよ。そしたらすだっちが、いやそれだとさぁ、画としてよくないから座ってないで立ってくんねぇかなって言いだして」
植田「そうそうそう(笑)」
「確かに、演出してくれる監督がいて、表現する自分らがいて、いつもだったらそこで、なんての、話というかディスカッションが現場で終わっちゃうじゃない
ですか。それを、致し方なく!なんか照明さんは、じゃあそうなったんだったらこういう光をあてるよ、技術さんたちはそうなったんだったらじゃあアングルを
探して撮るよって今までのスタイルあったと思うんだけど、今回ってほんとにみんなが作品に参加してくれたから。あのすだっちが引かない感じ」
?「引かない(笑)」
「アクションシーンでもそうだったじゃないですか。
最後の、最後…って、やばいこれまだ最終回前だよね。やばい!危ない危ない(笑)
ある意味、最後のあのシーンの時に、全部、あのあのになってんだけど(笑)ロイドがそのまま立ってるのか、ロイドからもぐっと前に行くのか。で、波多野監督的にはすべてを受け入れるということで、立ってるのもありですねって言ったんだけど、そこですだっちが『前に出るでしょ!』」
植田「その喋り方(笑)」
「ロイドも行った方がいんじゃないの?って。そのちょっとアイディアを見てちょっとやってみるねって、あるキャラクターがロイドにがんってきた時に、ロイ
ドからもがっと前に出たら、その動きを見て、それそれそれそれってゆって、撮影に入っていったので。なんかほんとみんながみんな、なんていうのキャラク
ター、すらも?出演部の俳優が衣装着て、メイクして、表現してる外枠というかがあるけど、色も熱も作ってくれたのは、ほんといろな部署のスタッフ」
?「台本、ラストシーン、ナイトになってたけど、横山さんが美打で、デイの方が明かりがいんだよ!ってなって、台本ナイトなのに、ディに変わりましたから。もう寄せ付けないんです
時間経過的はナイトなんだけど。『いや、ディです!』みなひかない(笑)」
「ラジオ聞いてる人は解りずらいんですけど、ナイトシーンっていうのは夜の設定で、ディシーンにすると太陽があがってる、外光がある設定なので、撮影した
時、映像にした時はまた違う表現ができるので、そこからすると照明部のよこちんは、設定はナイトかもしんないけどさ、ちょっとした物真似いれると『(ぺ
ちょっとした口調とでもいうのか)設定さ、ナイトだけど、これディでしょ!』」
?「まさにそんな感じ!」
「時々言わなくていいことを大声で言うよこちんっているんですけど」
?「いる(笑)」
「いやでもほんとにごろごろ。うん、こういうまぁほんとに今名前があがってない人たちもおっそろしくいるんですよ。クランクアップしてみて言える言葉は、
もう、感謝という気持ちの上でのありがとうしかないので。これは、話を盛る訳ではないですけど、第1話の台本の、表紙めくったところに、この人が、コメン
ト書いてたじゃないですか。
これは部署関係なくみんなで話を作っていかなきゃいけない。
あの1番最初の、冒頭の挨拶をみんな目を通して台本読み進めて行ったから」
?「そうですね。どんどん物語にみんな入ってきて、スタッフも普通は自分の部署だけ。こなすだけで精一杯なのに、入ってきたり、珍しく俳優部も俳優部、みたいなどんどん参加してくれた特殊な現場というかスタイルでしたね」
「僕ね、このスタイルは、浸透させるべきだと思いましたね。
ではでは現場緒代表してたまたまこの場所に居合わせてくれた、波多野さん、上田さん、長谷川さんも交えて、現場チームロイドのお話をさせていただきました。なんで笑うんですか」
植田「いやいや(笑)」
「正直いうと安堂ロイドの粗探し、このWhat'sにがっつん!増えてます。でもあの、ちょっとね、目を通したんですけどまだ甘いです。
個人的には正面から受け止める気持ちで待ってるんで、ぜひ送って欲しいと思います。
とは言ってみたものの、僕だけの作品ではないので、お手柔らかにお願いします」
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