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2012/5/11


Radikaでラジオの予約録音をしているんです。
だから、10時半くらいから眠くて、眠くても、録音してくれてるから大丈夫と思っていたのに…!
バージョンアップしたら、ちゃんと起動してなくって、はっ!と目が覚めたら11時15分。
ラジオでは、忌野清志郎の話をしていました。
先日4時間半のイベントがあって、それに行った人から、個人的な交流はありましたか?といった質問があったっぽい。


「4時間半もやったんすか。武道館の。
いやでもやってるのは毎回気にはなってるんですけど、僕自身、そうですね、清志郎さんの曲に出会ったというか、おぉおって思えたのは、僕ね、コピーライターの糸井重里さんが勧めてくれたんですよ。
ちょっとある時期、僕頭ん中が煮詰っていて、くそっくそっみたいな感じな時に、糸井さんがこれ聞いたことある?って。何すかこれっていったら、忌野清志郎。RCサクセションなんだけど、このアルバムのこの曲聞いてみてって。
その曲がね、RCの君が僕を知ってるってナンバー。を、歌詞を読みながら曲を聞いたんです。
その詰まっていたものが、あぁ、って。ふーって。沸騰していたものがひゅーって収まって。
ほんで、すごい糸井さんにも感謝したの覚えてるし、RCサクセション、このバンドカッコいいなと思って。
ドラマの撮影で移動する時だったり、車の中でずーっと聞いてましたね。
僕自身も曲で救われたって経験なかったんで、すげー人なんだって印象があった上で、初めて清志郎さんとドラマ、ギフトって撮影でご一緒することができて、その撮影現場で、ほんとに僕も趣味程度にギターをちゃかちゃかさせるほうなんで、まさかなーと思ったけど、清志郎さんもちゃかちゃか、ちっさめのアコースティックのギターを現場に持ってきてて、タイミングあったら、横でぽろろんって、おいい感じだねって、待ち時間とかあったらずーっとスタジオの前の前室みたいなところで、ブルースの進行やったりとか、まさかRCないよねって思うんだけど、雨あがりの夜空にのコード進行を、僕が誘い程度に弾いてみたら、それいく?って感じで一緒に弾いてくれて。
そんなこんながあって、個人的なおつきあいはあったんですかってメッセージにあるんですけど、僕が、一人暮らしをして、2軒目か3軒目かの部屋かな。引っ越した時に、たまたま清志郎さんのご自宅と結構近かったんで。歩いても行ける。
たまたま、引っ越して、僕今度引っ越したんですよって話、どっかでしたのかな、清志郎さんと。
僕は、一人暮らしの空間なので自由に時間を使って、もう寝るんだったらいつでも寝るよって寝てたんです。ある日、ピンポンって朝8時くらいに。ふざけんなよ!ってチャイムが鳴り、誰だよ朝っぱらから!ってモニターを見たら、中日ドラゴンズの帽子を被ってる人が立ってるんですよ。
うわ、誰これ。超怪しい!と思って、一回シカトしたんです。寝てやろうと思って。
そしたらもっかい鳴って、ふざけんなよ!と思って、はいとか、声を出さず、何も言わずに無言で、受話器取ったんです。がちゃって。
そしたら、おはよって。『引っ越し祝いもってきたよー』って。え!?誰って受話器で聞いたら、『俺だよーー、清志郎ーいえーい!』えーーー!?と思って、ほんでさ、もう短パンにTシャツで、さっきまで寝てた状態の自分だったんで、開けにいって、おはようございますっていったら、いやいやどうもどうもって引っ越し祝いもってきたんで、いやそれだけって帰っていかれて。
後日、また、ひょんなタイミングで会った時に、今度自宅兼スタジオみたいなロックンロール研究所来ない?って。ロッ研にお邪魔して、ちゃかちゃかギターやったりとか、録音しようかって。録音って、それこそ、コンピュータ出してくるのかと思いきや、普通のテープレコーダを持ってきて、要はラジカセです。
前置いて、ちょっ待ってって、ボタンを二つ押して、今回ってるからって感じでギターを弾いたりとかして、録音したりとかしてましたね。
そんで、その、ギフトでの現場でも相談さしてもらったんですけど、アルバムで、それぞれソロの曲を考えるんですすけど、なんかないっすかね、どういう曲がいっすかねって。
RCで持ってる曲があって、ライブではやったことあるんだけど、音源にはしていなんだけどねって。
こういう曲で、じゃあまたロッ研で、デモテープじゃないけど、こういう曲だよってやってくるよって清志郎さんが言ってくれて、はいこれっていただいたのが、アルバムでカバーさせてもらった弱い僕だからって曲だったんだけど。
ほんと、個人的な時間もあったし、それこそ武道館で4時間半にわたって色んな曲を歌うって、僕自身、利き手でもあったし、個人的に色んなユーモアだったり、カッコよさだったりとか、影響を受けた方だったんで、色んな思いが。実際、お亡くなりになった瞬間って嘘だろって思いました。
曲を聞いて、励まされたり笑顔になれたりする方もたくさいると思いますけど、もし、そうですね、自分があのライブに出演できたなら、清志郎さんが、譲ってくれた弱い僕だからって大きいんですけど、でもやっぱり、自分、ほんとに音楽で、なんかこう、あれ?って、こんなことで、俺頭煮詰ってたなって、こうつんつんって、音楽が肩を叩いて、何やってんの?ってしてくれたのはこの曲だったので、これかなー。
じゃあ、みんなにも聞いてもらいましょうか」

私的1曲目、RCサクセション「君が僕を知ってる」


「どうでしたか?皆さんもちょっとほっこりできてるんじゃないでしょうか」

天の声「おーい木村くん。ブラックパイレーツのライバル考えてみました。
なんでもエロクトっぽくしてしまう、エレクトロパイレーツ。エロパイはいかがですか?エロパイだなーって人は誰ですか?」

「それが言いたかっただけでしょう?別にエレクトロにしなくても。そこは別にどうでもいんでしょ?言いたかったのはエロパイってキーワードだけでしょ?このおじさん思ってないもん。このエロパイ」

どうやらラジオの前半は、ブラックパイレーツの話をしていたっぽいか??


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