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2011/12/16


「さぁ、今週の日曜日、いよいよ南極大陸が最終回を迎えます。
という訳で今日のオープニングは。
南極大陸とまったく関係ないメールからいきます。
なんでこういうことになってるか解らないんですが…」

 

  • カップリング曲オンエアしちゃってください

 

「まったく最終回と関係ないメールを紹介しました。
これ、今日やんなくていいですよね、正直。カップリングの話は来週でもいいと思うし、やらなくてもいいくらいだと思うんですけど。
何だろ。
もう直前じゃないですか。明後日最終回なんですけど。
まぁせも読んじゃったんで、答えないと失礼かなーと思うんですが。
えーと、僕の半分とういニューシングルのカップリングは、真冬のラブレターという曲で、作詞がなんと甲斐バンドの甲斐よしひろさんの娘さん、甲斐名都さん。が、詞を書いてくれまして。
作曲の方は、レミオロメンのベースをやられてます、前田啓介さんが作ってくれた曲ですね。
ホントに我々SMAPっていうのはたくさんのアーティストの方から力を貸していただいて、ほんとにちょっとずつ前に進んでいるグループだなと思いますね。
1つもないですから。自分たちで何か詞を考えてみようかとか。今回の曲、こういう曲にしねぇ?とか、そういうセッション一回もないですからね。
常に!誰かの!袖を引っ張ってる感じがしますからね。ちょおだい……?(←可愛い!!)って感じで(笑)はははははは!
ほんとに、はい、僕の半分というシングルもそうですし、そのカップリング真冬のラブレター、両方恋の歌になってますね。SMAPとしては珍しいんですけど。
まぁあの、僕の半分ってシングルの仮歌が届いた時は、斉藤和義さんが自ら仮歌を入れて下さってまして、それが僕らの手元に届いたんです。
カップリングの真冬のラブレターの仮歌、ビクターの人です。
はははは(笑)!
それを聞いて、僕らレコーディングされてもらったんですけど、空気感が全然違う、全然色が違う、歌になってるんじゃないかなーと思います。
はい。
明後日南極大陸最終回にまったく関係ないと思いつつ、1曲目いきますか!
我々SMAPで、真冬のラブレター」

1曲目、SMAP「真冬のラブレター」


「真冬のラブレター、ちょっと歌いだし、ううって、ドキっとする感じなんですけど(笑)。
さ!いよいよ南極大陸最終回を迎えさせていただき、最終回直前にふさわしい質問に答えて行きたいと思います」

 

  • 木村さんは、右耳が離れていて、左耳が、くっついていませんか

 

「っていうね。
…。
これ最終回直前に読まなきゃいけないのかな。
15歳の女の子からのメールですが、これね、あの、うん、そこ基準じゃないんだけど、15歳の女の子じゃなくて、二十歳以上の女の子だったらシカトしてますよ。はい。
南極大陸を見てて、俺の耳の位置が気になるってどういう見方をしてるんですかね。
でこれね、これは、そうすね、なんとなく、僕も以前から、あれ?って思ってたんですけど。実際に見てくれてる人から意見を言っていただくとほんとなんだって。
ま、右耳が離れて、左がくっついてるって書き方もちょっと微妙なんですけど。これ、耳が寝てるっていうか。それは、以前、自分自身で、あれ、と思ったことあるんですけど。
そうすね、第7話で耳の位置が気になるって。寝てるか、立ってるか。そこが。
そうですかーー…。色んな見方がありますね。
…ちょっと気持ちを立て直していいですか。
いよいよここから本当に最終回直前に読むメールをいかせていただきます」

 

  • 最終回しっかり受け止めさせてもらいます。父が演技を誉めてました。

 

「あのね、僕ね、割とオープニングからこういうメッセージ読みたかったんですけど、what'sですからね。僕のやりたいようにやらせくれないってね。
今回は、もう撮影の方は終了してまして。初めてかな、こういう経験と言うか、自分の参加した作品がオンエアしてる時期に一切撮影しないで、視聴者の方たちと同じスタンスで、どういう風に繋がるのかな、どういうストーリーに仕上げてくれるのかなって、ほんとに皆さんと同じタイミングで見るって初めての経験だったので、なんかね、新鮮は新鮮だし、好きですね、これ。
実際、オンエア見させていただいて、色々、そうですね、メッセージにもありましけど、思い出す出来事は一杯ありますね。
撮影期間は今年2011年の2月、上旬から始まって、その間に、3月11日も迎えたので、なんかこう、いつもとは違う、現場っていうのが存在していたなーと思うんですけど。
今回の南極大陸って作品に参加させてもらったことは、自分の中ではでかいものになりましたね。
まぁ、今まで出演させていただいたドラマとの違いはなんなのかって、違いってことではなくて、なにか、もっともっとストーリー以外にも、前に進まなきゃいけないなって。
いつもは物語を作るってがんばるんだけど、現場に、より一層前に進む力というか、それを常にみんなが持ち寄って現場をすごしていかないと、その、3月11日を迎えてしまった今の現状としては、その力がない限りは進めて行くことができなかったというか。
その2011年を表す漢字って、お坊さんが、書かれましたけど、絆って言葉を2011年の一文字にされてましたけど、ほんとにあの文字にも表現されいるように、現場の中でも、ほんとに絆と言うものを、より太く、硬く、した、現場だったんじゃないかなと思いますね。
ま、ストーリーが悲しいストーリー、辛いストーリーってしんどさって言うことから考えたら多少あるかもしれないけど、でも僕らは、作って行く産みの苦しみってものは必ず味わうべきだと思うし、それがなければ、見てくれた人たちも感じてくれないじゃないかなって。
多少内容が哀しかったりしますけど、ほんとにいい時間と経験をさせてもらったと思います」

 

  • 犬の演技がすごい!

 

「今回は出演者の中に犬という、存在がありましたからね。まぁでも見てくれてる人が、こうやって犬たちの演技って捉えてくれてほんとすごいなーって言ってくれるのは、嬉しいですね。
犬たちのお芝居は実際どうだったって聞かれても、要は、監督のジャイさんだったり、ストーリーを知ってるうちらが、こういう風に存在して欲しいなって、こういう表情ができたら嬉しいなっていうものを拾っていくしかない訳ですよ。
だから、演技演技って言ってくれるから、その、気持ちをあんまり水に流したりはしたくないんだけども、やっぱり撮影の手法としては、軽く首を傾げるとか、ずーっとオーロラを見つめて、それに対してちょっと気が動転してわーって吠えまくった後に失踪してしまうとか。
そういうのって犬の名演技って見れるように、見てくれるように感じられるように、ジャイさんが編集したり、スタッフの人が、編集の段階で、いらない音を外していって、必要な音を入れて、最終的に、あれが素晴らしい芝居をしてるって感じてもらうような形どりをしているので、ホントにカメラには映ってないたくさんのひとの工夫だったり、情熱があるから、犬の名演技って感じとってもらえるんじゃないかなって。
最終回はもう、はい、もうね、タロもジロも、頑張ってくれてますね。後、リキがやばいっす。
はい。
最終回も、彼らがぶちかましてくれるので、期待してもらったらと思います」

 

2曲目、中島みゆき「荒野より」


「いやー、今回の南極大陸はこの曲を作ってくれた中島みゆきさんにもホントに感謝ですね。
実際にみゆきさんにお会いして、ほんとにありがとうございました!ってことは言えてないんですけど、でも。なんだ?」
いつものノイズが入り。

『ごめんくださいませ〜』
「は?」
『中島でございます。どの中島って、この中島までございますよ〜』
「ウソだろー」
『木村拓哉様ー、ラジオでなーんども荒野よりをかけて下さいましていつもありがとうございます。あー、中島みゆきです。
えー、南極大陸はまた、なんという体を張った撮影でございましょうか。
ほんとに生傷絶えないだろーなっと呆れながらもとい、感心しながら毎回感涙に浸っておりますー。
そいでですねぇ』

「そいで!」
『南極大陸の楽曲をというお話をいただいた時に、プロデューサーさんから、これはくれぐれも人間が主人公のお話ですからと念を押されたのです。が。私としましては、もう、犬てんこもりー、犬てんこもりー、ということに舞い上がっておりましてー、プロデューサーさんの話も聞いちゃいないわ〜♪状態でしたー。
すっかり犬の気持ちで曲を仕上げてしまったー、そいでもって現在ですー。
あらまぁ、なんということでしょうー。ワタクシの目には、すでに、木村拓哉様のお顔まで、犬に見えてまいりましたー!
それがですねぇ、犬種で言いますと、ラブラドールレトリーバー1歳犬。
という感じなんですよね。で、なんで南極にラブラドール?なんだ?と思いながら応援しておりますー。
えー、話長くなりましてごめんなさいませ。
どうぞこれからもお元気でご活躍くださいませ。
南極大陸最終回は、しっかり、酒盛りの用意をしてみますっ!
中島でした』

「…。
あーーびっくりしたーー!
あーーーやばいやばい!
あのーなんですかね。
きっとみゆきさん本人、ご本人なんだろうなって重々解ってるんですが、どこか、あれ?ほんとにこれみゆきさんなのか?どっかののアニメの声優さんじゃないよなって想いもありつつ、最後、酒盛りの用意をして最終回をしっかりと受け止めますって言葉には、若干、下半身の方からくるぞくぞくぞくって、今いただいたんですけど。
いやこれすごいーくないですか?
独占ですよね。
中島みゆさんをWhat'sが独占しましたね。
わ、すげー!
まさか、このラジオを聞いてる人には、あの荒野より歌う人じゃねぇんじゃねぇか?って感想がすごい強いんじゃないかって思いますけど、でも、とてもね、今のコメントの仕方だったり、ホントに、なんて言うか、いちいちおしゃれですね。
ほんとになんか、なんて言うんだろうな。普通の人、だってこういコメントできないじゃないですか。
コメントというか、ある意味ちょっと歌ってましたよね。『プロデューサーの話はまったく聞きかず〜♪』とかって」

『プロデューサーさんの話なんか聞いちゃいないわ〜、状態でしたので』

「すげえな!
ほんとにわざわざ僕のこのwhat'sの電波に乗せるために、みゆきさんがコメントを寄せて下さって嬉しかったですし、ほんとに何か暖かくなりましたね。ほっこりしました。心の中が。ありがとうございました。
いやー、まさかみゆきさんの方から先に矢印が来ると思わなかった
まだぞくぞくしてるんですけど。
じゃあ続いてこんな質問」

自分で見て泣くことある?

「作品を見て涙するってことはあまりないんですけど、今回に関しては、柴田さんだったり、香川さんだったり、緒方さんだったり、なんか、自分が参加してない、撮影に参加してなかったシーンあるじゃいですか。他の出演者の人がこういう心情で、こういうシーンを撮ってたんだっていうのオンエアで初めて解る時あるじゃないですか。
その時に結構来たりしますね。(緒方さんで泣くようなシーンはなかったぜ?)
最終回なんですけど、明後日オンエアなんですよ。実はですね、このWhat'sの来る前に、明後日放送の、南極大陸最後の、ナレーションを録って来たんですよ。What'sにくる前に。
だから、最終回の、ある部分を目にしてきたんですけど、いやー、あのね、ナレーションを録りにいったのに、なんか、目から水が流れてくるようなの初めてでした。
うん。
ぜひ受けとめて欲しいなと改めて思ったかな。うん。
いや、すごいことになってました、最終回。はい」


3曲目、SMAP「僕の半分」


「いやーあの、いつもだったらここでノイズが入って、邪魔くせーのがくるんですけども、今回は、番組の中盤にノイズが入りまして、なんとあの中島みゆきさんからのコメントが届いて、いやもーね、明後日の最終回を迎えるには一番ふさわしいWhat'sになれたんじゃないかと思ってます。
ほんとにみゆきさんありがとうございました。
最終回を迎えたこそ読める細かすぎる質問、待ってます。すでに来てるんですが、最終回前に読んだらスタッフに本気で怒られそうなのばっかりなんで、最終回の放送が終わったら読みます!」

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