■中居さん、北村さん、栗山千明、堀北真希、村上弘明、監督、弟役、と、こじんまりした布陣
左から、アナウンサー、村上、堀北、北村、中居、栗山、弟、監督。パブリックビューイングですとばみりの線がめちゃよく解り
ます。みなさん、きっちりばみりの位置に立っておられる(笑)
最初の挨拶は中居さんから。
中居「えー、今日は皆さんもう見終わったんですね。見終わった後に出てくるのはなんとも皆さんの温度がよく解らないですけど、いよいよ今日からスター
トということですが、皆さんどう感じておられるか解らないですけど。この2か月間、3か月前に始まって、終わって、スパンが短い中で公開ということ
だったんですが、めまぐるしいなかやらせていただきました。皆さんの中で間違いなく心に残る作品になっただったんじゃないかと思います。もう一回見
てってタレントさん、俳優さん皆さん言いますけど、その強制はしません。色んな方に伝えていただければと思います」
元気な中居さんが登場して客席戸惑い中というアナウンサー。
中居「チョコザイのイメージがあるので、すみませんでした。多分イメージがあまりにも違うのかなと。(堀北さんに)銀歯もないんですか?」
堀北「もう取ってきました」
中居「ありがとうございました」
話し合いながら映画を作るという雰囲気だったそうですが、と聞かれる北村さん。
北村「あぁそうですね。はい。北村です。まぁあの、この映画というかドラマの時からそうなんですけど、結構話し合ってやっていまして」
中居「どういう風に」
この北村さんが喋ってるアップの横で、中居さんの影が動いているのが可愛いです。
北村「撮影の場では、なんていうのかは、普通は結構もめたりするんですけど」
中居「するんですか」
北村「するんですよ」
中居「なくはない」
北村「んですが、この現場ではもめなくて」
中居「なぜ」
北村「なぜかといいますと、自分のことというよりも、シーンとか、ATARUという作品が面白くなればいいと考えて、客観的に」
中居「一人でも自分のことを考えてるとなかなかそこに至らなかったりするので、みんながほんとに」
村上「中居。なんで俺の顔見て?
中居「みんなのこと見渡したじゃないですか」
村上「俺のとこでぴたっと視線が止まったじゃないか」
中居「みんなの顔見てます。ですよねって確認を」
北村「みんな結構ちゃんと」
村上「俺まだ挨拶してないから、北村くんの挨拶」
北村「そうです(笑)みんなが作品のことを考えて動いてたんで」
中居「続いてまいります」
と、自分が司会化する中居さん。
栗山「会場の皆さん、全国の皆さんもありがとうございます。舞子です」
アナ「公開初日の気持ちは?」
栗山「いやー、までもあっという間だったので。ほんとに撮影からスパンが短かったんで、やっとっていうよりもうなんだ、って気持ちです」
たくさんのお客さんに見てもらえて嬉しいですと。
中居さんを映してる時の背後に映り込む栗山千明の華やかさが半端ない!半端ないっっ!やっぱりお姫様。堀北真希が王女様。
堀北「全国の皆さんこんにちは、まどか役をやらせていただきました堀北真希です♪」
アナ「公開初日ですが」
堀北「はい、あの今回とても難しい役で、すごく不気味だなーと思ったり、みなさん怖がってくれればいいなーと思ってミステリアスに演じたんですけど。
映画を見て、最後はまどかに感情移入してくれたら嬉しいなと思って演じました」
村上「皆さんこんにちは村上弘明です。私が、ラリーです。悲しい結末で涙した方、大勢おられると思いますが、すべての原因は私にあると思ってらっしゃ
る方も多いかと思います」
中居「全部弘明さんです。僕とまどかがああいうことになったのは全部弘明さん」
村上「ラリーです。
まどかの行動は想定外でした。ある時制御不能になりました。そういう意味では現代社会を風刺したような映画だと言えるかもしれません。皆さん、友達を
連れてきていただければ」
そして木村監督の挨拶ですが、登場したときから、おかしいスタイルでした。派手なガウンを着ておられる監督。
木村監督「えっとー、全国の」
中居「それはなんですか」
登場したときからざわざわしてましたが、ここまで来ていじらない訳にはいかないとやってくる中居さん。
背中を向けて、両手を上に向けるポーズ。レインメーカーだそうですよ。なんだそれは!
木村「えっと、全国の皆さん、あんぱんや、木村ひさしです」
中居「すごいですね。9月にも関わらず、冬を感じましたね(氷点下)」
木村「えっとー、ちょっと暑いんですよ」
中居「脱げばいいでしょ」
木村「楽しんでいただけましたでしょうかー。撮影、色々時間ないなかで、俳優の皆さん、スタッフの皆さんみんな力合わせて、今日にこぎつけたのは皆さ
んのおかげです」
アナ「そのマントは?」
木村「これはあの、オカダカズチカさんってプロレスラーからお借りして」
中居「まったくATARUと何かないんですかね」
木村「色々応援してもらってます」
アナ「なぜそれを今日着て?」
木村「この前飲んだ時に、自分貸しますよって言われたので、いい気になって」
中居「ノリですね」
撮影の期間の話を聞きましょうコーナー。
中「ドラマから映画になるって初めてですし、とはいえ、僕も映画をそんなにやるっていう訳でもないですし、テレビシリーズから映画化されるって嬉しい
ことですし、これがラストキルってことですけども、これが最後のATARUになると思います。続編やるんじゃないかって言われてますけどラストです
ね。
ただ、あの海猿のパターンもありますので。
これがラストですけど!ただ、海猿のパターンもあるんで。ラストムービーだっ
つってまたやってやんの!って(笑)」
アナ「まだやってやんのってパターンがあると」
中居「これはないですよ?ATARUにないですよ。たーだー!海猿のパターンが
あることだけはみなさんに覚えておいていただきたい」
アナ「できるんだったみたいですよね」
中居「年齢も年齢なんで、いつまであんだけ、あんなにチャーミングにできるのかというのが(笑)。もう結構しんどかったです。もうしんどいと思います
よ。僕にあんな純粋無垢な部分ありませんので。悪いところが出ないように気を付けてるんですけど、これずっと続いて50になったらおかしいでしょう
(笑)。ねえねえって(笑)」
アナ「チョコザイに変わる時のチェックポイント、10個20個あると」
中居「10個くらいなんですけど。指とか背筋、袖とか、目とか。
スポーツ雑誌にゴルファーのスイングするまでの、スイングするまでの項目が10個から20個あるって。それが15秒だったのが、2秒3秒に訓練して。
チョコザイになるのは、最初のシリーズの時はチェックするのがかかりましたけど、今は2秒くらいでできます」
客席からやってー!アナウンサーもやってもらえますか?
中居「…。いやです。ははははは!なんとお客さんのリクエストにまったく応えない(笑)!」
アナ「ちょっとだけお願いします。ちょっとだけ」
くるっと回る中居さん。回ってる最中がチョコちゃん!!
アナ「確かに!くるっと回った一瞬ですけどそうでしたね!やっぱり、ルーティンがある訳ですね」
栗山千明には蛯名家のムードについての質問。
栗山「やってること。うーんでも今回の劇場版に関しては、食事のシーンくらいの感じですね、楽しいムード出せるのは。仲がいいムードを出せたらなと。
監督のコロコロコロッケのアイディアだったり、に乗ってやってる感じですか」
アナ「栗山さん、お酒が大好きで」
栗山「なんかお酒の話よくされるんですが、皆さんお好きですよ?」
中居「お好きですけど、まー、栗山さん好きですよ。勝てないです。一回飲みいくと、焼酎ロックを?」
栗山「10何杯」
中居「ずーっと飲んでますから、麦茶の感覚」
アナ「週に何日飲むのかうかがったら」
栗山「毎日です」
焼き鳥屋さんのオープンを待ってるくらいの栗山千明。
中居「息抜きだったり、リセットされてる」
栗山「3人でもその共通点があったので、早く仲良くさせていただけたのかなと」
アナ「栗山さんは飲んだらどんな風に?」
北村「いやゆえないでしょ(笑)!ただ、僕とか、終わった後よく飲んだりするんですが、普通の人っていうか、僕とか、中居くんはだんだんペースが遅く
なっていくんですが」
中居「年齢的にね」
北村「栗山さんはこういう感じで」
手で、ぐいーーん!と上がっていく様を表現する北村さん。
北村「チェックしますで、あと3杯お願いしますって」
その3杯をくーって飲むんだと。
栗山「ラストオーダーってなると何か頼んどかないとってなって思うんで、先に頼みます」
中居「でも楽しそうに飲まれますよ、ほんとに」
そこに入っていかないといけなくて大変じゃなかったですかといわれる堀北真希。
堀北「ほんとに現場でリハーサルを重ねてみなさんとやってって、そういうのなかなかないのでいいチームワークだなと思いましたし、私なんかのことも気
遣ってくださったので助かりました」
アナ「具体的に誰にどう気遣われました?」
堀北「誰にどう…?でも中居さんとか皆さんの話にひっぱっていってくれました」
アナ「中居さんは仲良くしてくれました?」
堀北「…」
じーっと黙る堀北真希(笑)
中居「中居さんは仲良くしてくれました?って聞かれてますよ。中居さんは仲良くしてくれましたかって。なんで無視したんですか?」
堀北「中居さんに質問したと思ったんですよ!」
中居「無視はしないように言いましたよね」
堀北「何回も言われました」
中居「何回も言いましたから。苦手な人は無視する癖があるって、何回も無視されたんです」
堀北「中居さんに聞いてるのかと思って」
中居「あ、今ね?仲良くなりましたか?って」
ここで、何やら村上弘明が動きを。
中居「ラリーさんに聞いてない」
村上「聞いてなかった」
中居「え、この人も!?みんな無視するの!?大丈夫です、僕らでやりますんで」
堀北「一生懸命返すんですけど、答えをなかなかこう…」
中居「あまりにも僕と堀北さんが喋んねー、喋んねーって、暗黙で面白がってやってるから、仲が悪いと思われてラジオとかになんで喧嘩してるんですかっ
て。けんかしてないんですけどって(笑)ちゃんと、俺結構喋ったよね。俺あんま女優さんと喋らないけど、喋った方よ」
村上「かなり喋ってた。ほんとに喋らないの?信じられない。信じられないよ、ずっと喋ってたじゃん!」
中居「女性とはあんまり喋れないですけど、チームに入ってもらうのにコミュニケーションとって」
堀北「私も応えてたつもりでした」
中「なんか、この感じ面白いね。そいう感じで続いてました」
アナ「堀北さんもそう思われるのやですよね」
堀北「なんか、無視してる無視してるってすごいひどい人みたいじゃないですか私が」
中居「無視してるというか、返事してくれないんですよ」
アナ「無視してる訳じゃないです」
堀北「無視してるわけじゃない!」
中居「いやー、なんか暑いねーって言ったら、暑いねーとかみんな言ってくれるんですけど、堀北さん目の前で今日暑いねって言っても何も言わない」
堀北「それも私に言ってると思わなかったんです」
中居「おかしいじゃん、堀北さん、今日暑いね?って?」
堀北「そう言ってくれたらそうですねって」
中居「指名した方がいいってこと?指名」
堀北「お願いします」
アナ「無視してるみたいなタイトルだけがまんたんウェブだの、おわらいナタリーとかでヤフーとかで速攻流れたじゃないですか」
中居「すげー仲良くやってたつもりだったのに」
アナ「こないだ東京フォーラムでお会いして、あらーー、違うのにーっと思って。それがショックなんですよね。記者の皆さんお願いしますよ!」
中居「安住がスイッチ入っちゃったよ(笑)」
プロモーションにおける村上弘明について。
村上「あまり慣れないんで緊張しましたね。心臓がばくばくします」
アナ「そうですか?そんな風には見えませんよ」
村上「ラリーです」
中居「何回いうんですか。ずるいです。持ちギャグみたいに」
村上「だって受けてくれるから」
中居「もう使わないでください『ラリーです』」
村上「井上です」
中居「はは!」
村上「結構ね、こういったプロモーションで色々出るじゃないですか。中居がらみなんです。中居が色々、私が言うこととある程度決めていくんだけど、中
居が全部崩しちゃう。本番時も、本番前に色々囁きかけるんですよ。本番直前に耳元で。こっちは色々セリフがあるじゃないですか。英語のセリフとか。確
認してるんです。
中居は2秒でATARUに変身できますから。僕は変身ポーズがないと変身できない。
ってちょっとうけたね。仮面ライダーやってんたんで♪」
中居「何そのちょっと受けたねって!」
村上「ぱらぱらっと受けたね」
中居「もうちょっと受けたかった?」
村上「昔のことだから」
中居「何年前でしたっけ?」
村上「30年前」
中居「30年前。司会とゲストみたいになっちゃった(笑)」
中居さんと村上弘明の間には、堀北真希、北村さんがいますが、二人が話し出すと、堀北、北村は、そーっと栗山千明がわに移動。
なんでみんないないの!?という中居さん。やなの!?と。
村上「中居がこっち来るとみんなそっちに」
中居「じゃいかないようにします」
最後に監督からご挨拶。
木村「特にありま、す」
中居「散らかしたもの全部自分で拾ってくださいよ?」
木村「よく言われるんです。ドラマの時からやりっぱなしで回収しないとか。
そうですね、映画が、ドラマからずっとやってましたが、ちょっと、ニュアンスが違いまして、ATARUの心に踏み込んだというか、…みんな見てんの
か」
中居「いいですよ(笑)」
木村「踏み込んで、ドラマとはテイストが違う感じになってると思いますが、その中で一生懸命ATARUっぽさを差し込みながら協力して作ってきまし
た。よく2度3度見てくださいって言いますが、結末を知ってるとまたATARUさんの表情が頭からちょっと違って見えるかなと思っています」
以上で舞台挨拶は終了。
■フォトセッション
客席の中にまた入っていくため、触らないようにという注意とか。顔が映っちゃまずい人のために、というか、全員の顔を映さな
いために、こうさんデザインの可愛いうちわが用意されておりました。表裏で水色とオレンジ。水色側を出せと指示されておりました。
入ってくる時はパブリックビューイングではよく見えていいですね。フォトセッションがあって、ムービーの撮影があって、最後は中居さんが。
中居「それじゃ参ります、ミッションアッコンプリッシュトーー!」
華やかなラストー!
最後に中居さんからご挨拶。
中居「今日来てくれたみなさん、ありがとうございました。
全国75か所の皆さん、皆さんの声はこちらには届きにくい状況ではありますが(笑)、今日いよいよ初日ということで、色んな角度、色んな目線でご覧い
ただけると思いますので、よろしくお願いします。どうもありがとうございました」
これにて初回舞台挨拶終了〜!