■中居さん一人という必要十分な布陣

2013/9/22
劇場右手中央の扉から登場し、客席の間を通過して舞台へ。

中居「どうもこんちわー、あの、今ごらんになったですか。申し訳ないというか。ごめんなさい、最後、チョコザイくーん!とかで終わるんですけど、髪の毛 まっちゃっちゃで刈り上げて。あまりにイメージかけ離れてるんじゃないかと、イメージ壊してるんじゃないかと。今日はわざわざありがとうござました」
司会者「湘南からずっとやって、川崎2件目、中盤。体調いかがですか?」
中居「体調ですか。今日はですね、喉がおかしい。おかしいですね、これは。ちょうど一か月前からひいて一か月治らない。そんな年になりました。
今日みなさんにお会いできて嬉しいんですが、今日ジャイアンツが優勝するかもしれない。気がかりでならない。今すぐにも帰りたい。今日はちょっとマキで」
司会者「みなさんは会いたかったですよね!?」
中居「皆さんはお会いしたいかもしれない。僕はそんなに…」
客席「えーー!!」
中居「昔からの友達とかだったら久しぶりーとかって雑談が盛り上がることもあるかもしれないけど、皆さんと話盛り上がるってもは個人的な関係は…」
司会者「初日来てた方!」
客席であちこちで手が上がる。昔からの友達じゃないですか、感を出そうとしますが。
中居「まったく覚えてない。覚えようとも思ってませんけどね。おかげさまで視力が悪いので、目が合ったと思うかもしれないけど勘違いしないでください。視界に入ってません」
最近お気に入りのフレーズをきりっ!と言い切り。
中居「さんざんだね、俺ね。なんか俺さんざんだね!言いたい放題だね。申し訳ないね」
司会者「それで皆さん喜んでるので(笑)」
中居「何なんだろ。どしたんだろうね。いつからこうなったんだろ。いつからだろ。僕たちは、いつからだろ。すいませんなんか(笑)」
司会者「この東宝シネマズ川崎の思い出は?」
中居「ここの映画館の思い出!?あるわけない!それは嘘つけないわ。(と言いつつも)…話します?」
司会者「あります?」
中居「ないですけど、カメラの人とかいるのかな。言った方がいいなら言いますよ。やりましょうか?(すぐさま)いやここはですね、いまから10年くらい前 になりますかね、友達と一緒にね。あのー、20年くらい前ですね。そう、あれは、タイタニックを。はい。その当時の彼女と」
客席から悲鳴。
中居「ふふん♪アイドル、恋愛禁止なんです。すみません♪めんどくさいことになっちゃった。思い出なんかあるわけないでしょ
今回も質問コーナーを行います。質問した人にオリジナルTシャツをプレゼント。
どんなものかは客席にいた男性スタッフが立ち上がって見せてくれたわけですが。
中居「3人目の方には、この方が脱いで」
客席「えーーーー!!!」
中居「このくだり、ずーっとやってるんですけど誰からも歓迎されないね。(言われたスタッフに)ずこーー、じゃない。あの、コメントみたいな、ほんとのことは答えないと思います」
司会「どんな質問でも大丈夫ですか?」
中居「大丈夫ですよ、テキトーに答えますから」
『適当(程度などが、ほどよいこと)』ではなく『テキトー(やり方などが、いいかげんであること)』(笑)
中居「しょーもない質問やめてくださいね、なんかねー…、しょうもないの、お願いしますよ。こないだ大阪か名古屋でお父さんは元気ですかー!関係ない」
一人目の人に、どちらから?下の名前お願いしますとゆったら。
一人目「新潟から来ました」
中居「(間髪入れず早口で)重い重い重い重い重い…重い重い。そのわざわざ感が重い。抽選ですか?何選これ。遠い順?先着?先着ってなんですか?早いもの順?一番前の人が一番早いってこと?そゆこと?うわわ!新潟からなのに一番先に来てる!張り切っちゃった…!!」
すみません…というお客さんに、いやとんでもないですと、さんざん言うだけ言っておきながら、の中居さん(笑)。
質問1『ラストシーンで目をそらしてまどかを止めなかった訳は?』
中居「はいはい。なかなか…、質問がまっとうだなと。これ言っていいのか。これ皆さん言わないで下さい。僕まだ見てないんです」
客席「えーーー???」
中居「ほんとすみません。だから、ちょっと解んない…そん時の芝居は。ほんと見てないんで。初日までに必ず見てください。そん時までには見てくださいって言われてたけど、結局見れなくて。
で、舞台挨拶の日までに見てくださいって言われたんだけど、100人の人と喋るっていう収録で、眠くて、朝からずーっとやっててすごく眠くて寝ちゃったんですね。
あん時なんでまどかが自分で命を絶とうとして止めなかったか。前の日リハーサル2時間3時間やった時に、あのシーンを。リハーサルが終わって、次の日台本が全部変わってた。変えましたって監督が。
というのも『ATARU、大好き』ってありましたね。言ってなかったんですよ。で、『ATARU大好き』はあった方が、まどかがちょっと感情的なのがいいのかな。悪いだけで終わっちゃうより。
大好きの時もATARUも覚悟決めてるからって話して。
ただ、今の事言わないで。絶対怒られるから。ジャニーズの、なんかおばちゃんとかに…!」
質問した人は5回見たそうで。
中居「5回見るとかそういうところも…重くて…。受け入れることはできません。そんな器大きくないんで」
2人目「こんちはー」
中居「こんにちは」
2人目「岡山から来ました」
中居「もー、なんかそこらへんで見てー?もー。わざわざ新幹線できたの?映画のチケットより高いよ?もったいなくない?」
質問どうぞ、と言われてもなかなか質問できない。
中居「どしたの。まさか質問ないんじゃないだろうね。お話したかっただけ?」
緊張して喋れないという質問者に。
中居「僕はこんなに人に見られてるんですよ?大丈夫ですよ。ずーっとさらけ出しちゃって」
結果、刈り上げられて面影ないけど、チョコザイをやってほしいという要望。
中居「(間髪入れず)それはなしで。
おかしいでしょ、チンピラみたいな(服で)。これはできないよ。衣装があってこういうの(バッグとか)があったらできるけど。…やってみる?
ただ、一瞬ですからね。見逃さないでください。オペラグラスかまえるのやめてください。
一瞬ですよ。一瞬ですからね」
(くるっ)とまわるチョコちゃん。きゃーー♪♪♪
客席「きゃーーー!!」
中居「きゃーじゃねぇよ」
3人目「戸塚から来ました」
中居「すげー便利じゃねぇか。地元でやったでしょ、地元でやるって、昨日…」
客席から、今日ー!今日ー!のつっこみ。
中居「俺なんって言った?早いなつっこみ。解釈してからつっこめって言われなかった?
『今日』この舞台挨拶のために、地元から東京へ上ってくるからって『昨日』のうちに地元に入ったんですよって話したかったのに、『(ブス口調)きょおーーー、きょおーーー』ヤカラかぁ!
で、だからそうすると1日車で運転しなきゃいけないから、しんどいからって電車で行ったんです。湘南ライナー。で、戸塚ももちろん通ったんですけど、ホームの真ん中にいると、僕スターじゃないですか。
だからホームの一番後ろで待ってたの。電車が入ってきて、あっちから、…こっちから来たのか。僕、もっかい言っていいですか?スターじゃないですか。グリーン車の券をもってたの。
一番後ろにいたんだけど、グリーン車ってまん中くらいじゃない。走ったけど間に合わなくて、グリーン車の4両くらい前に乗ったんですよ。このままじゃっ て、次が大崎だったのでそこで降りて、間に合わない。間に合わない間に合わない、結局戸塚まで乗れなかったの。そこから辻堂の15分だけのったの。質問ど うぞ」
車内通れ(笑)
3人目「いつも持ってるものは?」
中居「(即答)ありません」
客席「えーーーーー」
中居「じゃあ皆さんありますか?あ、俺ね、あのね(日村の貴乃花)あどでーー、あの、非売品だし、僕しかもってない、こんくらいのチョコザイの人形あるんです。僕の誕生日プレゼントに、友達が作ってくれたの。俺のカバンあるかな。見せてあげる。カミクボー!」
有馬温泉でゲーセンでも離さなかったバッグをもってマネージャーさん登場。
「皆さんたぶん視覚ではなかなか解らないと思うんですけど、ラジオで(ラジオ聞いてないから呼び名聞き取れず)さんやってくれて。ちゃんと挨拶して」
カミクボ「今日はありがとうございます。来ていただいて。引き続き色んな方にすすめていただければと思いまーす」
中居「ぼくのカバンなんですけど。見えないよねー。あの、あの、おじさん。ソフトバンクのCMとかの。これがチョコザイなの。見えない?今オペラグラスをね!」
オペラグラスだすのにごそごそする人々。
中居「世界に1個しかないけどすんごく。右手にね、なん知らないけど、麻雀牌があるの。後、マー坊と。なんか見せたげるよ。マー坊とかちゃんと巾着になってるんだよ。見たい?どーしたら…
じゃあさ、これ質問一番最後だよね?じゃあ俺、そこぐるっと回って」
客席「きゃーー!」
中居「チョコザイって潔癖症なの知ってます?触られると怒るんですよ。だから触らないでください。赤いのがチョコザイ。じゃない、マー坊(笑)これ、これ はね、大阪の親戚の中1の子が、去年6年の時に、なんての、修学旅行に行った時に、ひろちゃんこれおみやげ、アイナだと思ってずっと持ってって。この女の子って大人の女の子じゃないよ。ほんとの。そういのだったら俺言わないから。
こうやって(客席)回って俺帰るから」
客席「えーーー!?」
中居「どゆこと?何?」
いや、もうここいればいいじゃん!この後の回の前もやるんだし!バッグおいてってよ!みたいな(笑)
中居「俺が近づくよりこれが見たいってこと?どうやって見せる?チョコザイだけでいい?」
客席「えーー!」
中居「えーとね、かばんがあるからねぇ。(中身もみたい!の声に)煙草。それとね、クロレッツ。はははははは!復活したノートね。あんま面白くないんだよなー。何もないし」
そして、客席に降りてぐるっと回っていく中居さん。
見える?ほら見える?ちょこざいね?おじちゃん、マー坊ね、と説明しながらの一周でした。
最後に登場したドアに到達し。
中居「またお会いしましょう。ありがとうございます」
とおかえりでした。

■移動の導線

このように動かれたよ、という…。そして私たちの席は…という口惜しさを含んだ画像。

あははははあはははは。チョコちゃんの人形はおろか、バッグはおろか、中居さんもよく見えなかったよ♪