ATARU 11

<おでかけチョコザワくん>

沢「本部に泊まるから。行ってくる」
と、部屋で花を見ながら出かける沢。舞子の部屋の窓をとんとん叩いて。
沢「(チョコちゃんの真似)ねえねえ、ねえねえ」
舞子「チョコザイくん!?」
沢「チョコザワです♪」
舞子「沢しゅにーん!」
沢「チョコザイくん頼むぞ」
舞子「主任」
沢「あ?」
舞子「なぜ父にあんなこと聞いたんですか?」
母の事件の時、沢が新米のキソウだったことなどが舞子の部屋で語られますが、沢は入口に突っ立ったまま。
どうぞ、と言われても、舞子の汚部屋には入れない(笑)
とんとん。
チョコちゃん「ねね」
舞子「チョコザイなー!」
おおっ!と、鞄を足掛かりに沢もやってくる。それでも、沢は汚部屋の床には触れませんでした(笑)
チョコちゃん「めぇあけてたいねむりうんてんぶれーきふまなかった」
ひゅーー…と体を下げて視界から消えるチョコちゃん。
舞子「えっ?チョコザイくん!」
チョコちゃんは、お花をかかえて歩いてます。その背後で、ぶっ飛ばれる瀬文(笑)
沢「もう捜査しなくていいから!」
チョコちゃん「いやーーー!!」
頬をとんとんしながら。
チョコちゃん「めぇあけてたいねむりうんてんぶれーきふまなかった」
指がぴろんと。

<舞子のうちに戻ってきた3人>

沢「チョコザイくん捜査しなくてい」
二人「捜査しなくていい捜査しなくていい!」
チョコちゃん「はいっ!」
3人といえばこれ、のダチョウ倶楽部(笑)
舞子「ちゃんとチョコザイくん見ててよ」
舞子父「ダイジョブだよー、今までちゃんと見てなかったことあった?」
舞子「何度もあったから言ってるの!」
沢「じゃあ行ってきます」
一緒に行こうとするチョコちゃんにいい!と指示し、二人はチョコちゃんの部屋に。
沢「おまえの父さん、いい人だけとちょっと頼りないよな」
そんなほんとのことを(笑)

<チョコちゃんはお父さんと待ってはいますが>

目の前にある本をどんどん消して。
チョコちゃん「はながありません」
舞子父「ん?」
立ち上って行こうとするチョコちゃんのフードをマジックハンドで止める舞子父。
チョコちゃん「あれれれれ」
舞子父「もうちょっとしたらホットドック食べに行こう」
そっかーと座り直し、お仏壇のお母さんの写真を見て、舞子の声を思い出す。『母はちゃんと目を開けてました』
チョコちゃん「めぇあけてたいねむりうんてんぶれーきふまなかった」
立ち上り、お仏壇へ。
チョコちゃん「めぇあけたたいねむりうんてんぶれーきふまなかった」
お仏壇のお母さんの写真を取り上げ、頬とんとん。
チョコちゃん「めえあけてたいねむりうんてんぶれーきふまなかっためえあけてたいねむりうんてんぶれーきふまなかった」
ゆびぱちぱち。

<捜査一課におりますと>

なんやかんやが上手に動き出そうとしておりましたところ。
課長「きっと蛯名くんに影響された。君の影響かな。そして君は明日まで休暇中のはずだったよね」
カレースープを使ったカップうどんをもちながら、左右に体をひねる課長の体が、ぎぎぎいぃ。
その舞子に電話が。

<食堂のチョコちゃん>

チョコちゃん「ナカ」
ナカ「はい!」
チョコちゃん「カマタ」
カマタ「はい!」
チョコちゃん「ナカカマタ!」
二人「はい!」
大学の食堂でホットドック食べてるチョコちゃん。
チョコちゃん「ねね、ねね、まりこ、おはかどこ?」
弟に墓の場所を聞きに来た訳ですが。
チョコちゃん「ナカ!」
ナカ「はい!」
チョコちゃん「カマタ!」
カマタ「はい!」
チョコちゃん「ナカカマタ!」
二人「はい!はい!」
チョコちゃん「しっ」
静かにっ!と注意するチョコちゃん(笑)かわぁいいわああああああああ!

<お墓にきたチョコちゃん>

持ってきたお花を供え、お墓を眺めているチョコちゃん。
舞子「この花を供えたかったのかも」
フードからよいしょ、と、写真を出して。
もう、このチョコちゃんのフードは、第二のドラえもんのポケットとして認定していいと思う。てれれれってて〜!お母さんの遺影〜。
舞子「遺影、持ってきちゃったの?
手をとんとん。小石を拾って、置いて。
舞子「ぬっ!」
チョコちゃん「うーん」
お墓を開けようとしているチョコちゃん。
舞子「同乗してるすきに何してくれてるの!」
止める舞子らにひじ鉄を食らわせ、うりゃっとお墓をあけて、骨壺出して。
チョコちゃん「ほねがあります」
舞子「そりゃあるよ、お墓だもん」
チョコちゃん「ほねがあります。うーん!」
また邪魔されて、ひじ鉄!くるくるくるくるっと回って、どんどんお骨を出す。
骨を出しながら頬をとんとんとん。えーっと、これはと分類している。
舞子父「何してるんだ!なんでこんなことするんだ!」
舞子「何か意味があるはず!」
チョコちゃん「ありませんありません」
舞子「えっ?意味ないの!?」
チョコちゃん「ありませんありません。ありませんありません」
舞子「無いって、何が無いの?」
父「やめてくれ。もうやめてくれえ」
チョコちゃん「ありませんありません」
父「私が殺した。私が、私がまりこを殺したんだ!」
ええーーー!
舞子父はその場から立ち去り、沢登場。
沢「何かあったのか?」
舞子「父が、母を殺しました」
えーーーーー!!
チョコちゃん「ありませんありません。このゆび、このゆびありません」
何がなかったかっていうと、右手の中指だった、というチョコちゃんでした。よく解ったね!

<舞子を慰めるチョコちゃん>

持ってきちゃったお骨はお仏壇に。
そして舞子は舞子の汚部屋に。部屋は汚部屋であっても、舞子の涙は美しい(笑)
舞子「あたしだめだね。人の捨て山は平気で調べてたのに」
マスタードもって隣に座ってるチョコちゃん。
舞子「自分の捨て山調べるの怖い。勝手だけど、ほんとに、怖くなった」
チョコちゃん「ねね」
舞子の涙を袖で拭くチョコちゃん。
チョコちゃん「泣いたら、前が見えないよ?泣くのは、見なくていい時だけだよ」
きゅーん!チョコちゃんにきゅーーーん!!
舞子「チョコザイくんはいつもそうだったね」
マスタードちゅーーっと飲んで。
舞子「だからきっとチョコザイくんは強いんだね。どんなに傷ついても、真実に向かっていく」
チョコちゃん「泣いたら、前が見えないよ?」
とんとんと拭いてあげてるが、舞子の顔にマスタードが。あれ、顔にマスタードついたなって、自分の手を見ているチョコちゃん。
舞子「前見なきゃね。あ、あら、あれうほっ!目が燃えるように痛い!ちょっと!」
うぉーー!と、チョコちゃんを巻き込んで布団に倒れ込む舞子!
チョコちゃん「あれれれれ」
沢「俺本部行ってくる…!!!」
誤解!誤解なのよ!!というシーン展開(笑)
あれれれれ(笑)

<渥美と犬飼と沢とラリー>

渥美からクロロフォルムの匂いをかがせてもらい、つまようじも渡されてはああああーーーって犬飼。
沢は、結局アタルに捜査させてんですか、とやさぐれラリーに因縁つけられ。
沢「なぜか勝手に動くんだよ。たばこ中で吸えよ」
と、つーん。
沢「あんたは自分の25年を無駄にしたくないだけだ」
ラリー「私はね、アタルという人間の人生を障害者ではなく天才として歩ませたいんです」
沢「天才?」
ラリー「アタルにはそれだけの能力があります」
沢「能力か。俺も色んな能力を持つ人にあったよ。みんな想像を絶するほどの苦しみを味わってた。それを知って思うんだ。能力、病気、障害、それを分けるこ とにどんな意味があるんだって。とてもやっかいな、でも、愛すべき個性じゃだめなのか。天才も同じだ。天才じゃなきゃだめなのか」

<部屋で寝ているちょこちゃん>

くーーっと寝ているチョコちゃんの部屋、のロフトで、こそこそ喋っている沢と舞子。
なんで右手中指だけないって気にしたんでしょうねぇと。
でも、検視もされてないしねぇ、などと話ながら、書類をまとめていたところ、写真がふっとんでチョコちゃんの上に降り。目を覚まして、写真をサーチ。きょ ときょと。
チョコちゃん「んーー…ちぃでてるほねちぃでてる」
舞子「ごめん、起こしちゃった」
チョコちゃん「ねねねねぇねぇちぃでてるほねちぃでてる」
沢「どしたの?捜査しない捜査しない捜査しな」
ちょこちゃん「やーだぁー!ちぃでてるほねちぃでてる!」
沢「おまえのためやろ!」
舞子「私のため!?」
チョコちゃん「んーーしゅにんも」
沢「俺のため?俺のためでもあるのか?」
チョコちゃん「ちぃでてるほねちぃでてる!」
沢「解った解った。俺たちで調べるから、だから、チョコザイくんは安心して寝て?ほんとに」
チョコちゃん「はいっ」
こてん。
んもーーー、可愛いなーーーー!いちいちよぉーー!

<チョコちゃん捜査一課に普通に在籍>

決舞子母のあれこれが解ってきたところで。
舞子「チョコザイくん、力、貸してくれる?」
舞子に言われ、手を出して、親指ちょこっと出す。
ちょこっと具合がキュートで、その後、腕ものばして、いえーい!
沢も出さざるを得ない。
舞子「いこ」
よっしゃ!と捜査一課一同がいってしまい。
課長「ちょっといっかな君ら。いくら蛯名くんのことでも総出で調べるっていうのはちょっとーーーシカトですか」
課長もかわいらしい(笑)

<倒れたチョコちゃん>

事故前に撮られた2枚の写真を比べてみている人々。ち
沢「チョコザイくん」
チョコちゃん「まどしまってますまどあいてますまどしまってますまどあいてます」
体が麻痺してた訳じゃないってこと?
チョコちゃん「ねね、ブレスレットあるブレスレットない」
せいじ「300mの間に、ブレスレットを外したってことか」
舞子「母さんの遺品にこんなブレスレットなかった」
でも、出かけるときにはそのブレスレットをしてたんです!遺品にはなかったのに!
渥美「この間で外したのね」
チョコちゃん「ぶれすれっとあるぶれすれっとないまどしまってるまどあいてるうんてんまどあいてる」
チョコちゃん暴走。
沢「おい」
チョコちゃん「みぎてゆびありませんうんてんまどあいてるみぎてー!」
舞子「チョコザイくん」
チョコちゃん「うんてんまどあいてるぶれーきふまなかった!ブレスレット、ぶれーきばーん!めぇあいてたこれありませんありません!」
沢「おい大丈夫か!
チョコちゃん「まどあいてますねぇたすけてぶれすれっとないのたすけてー!ねえねたすけて!たすけてー!」
そのまま倒れるチョコちゃん。
たすけてー!が切ない…!

<ラリーも警察内をうろうろ>

倒れて寝てるチョコちゃんに毛布をかけてあげる舞子。そこにうろうろしていたラリーが。
舞子「すいません、結局、私のせいで」
ラリー「そう。あなたのせいです。あなたの、母への思いと重なったんです。きっとアタルの母への思いが。人のために何かをしたい、あるのかもしれません、 アタルにもそんな感情が」
舞子「ありましたよ。チョコザイくんにもそういう気持ち。たとえ事件と関係なくても人のために役に立ちたいっていう」
ラリー「だとしたら、アタルは変わったのかもしれない。あなたと関わって」

<チョコちゃん鑑識に再登場>

なんやかんやありまして、なるほど、お母さんはそういう状態だったのか、が解ったところでチョコちゃん登場。
舞子「チョコザイくん大丈夫」
バッグ開けて、遺影出して、こしこしガラスをふいて。
チョコちゃん「まりこさん、じさつじゃありません」
舞子「ありがとう。でも、ごめんね」
でもすべては推測。
何か、それを立証できる証拠はないものかと、大勢現場に集結。
舞子「昔の捨て山なのによくこんなに人が」
沢「お前何してんねん」
舞子はダウジング中(笑)
沢「あれ?あいつら」
舞子「ラリーさんも協力してくれてるんです」
FBIが現地で何の役に立つのか解りませんが、外人たちもお手伝い中(笑)
沢「いや、ラリーが考えてるのはアタルのことだけだ」
つんっ!そうだよねっ!
舞子「あれ?」
くるくるっと回って。
舞子「野崎さんとま・つ・し・ま!は!?」
二人は、近所の人らに聞き込みです。

<なんやかんやありまして>

捜査一課で、課長に見られているチョコちゃん。
その、課長の顔をとんとんとん。お互いに興味深い(笑)
舞子の父もやってきましたが、結局ブレスレット見つかりませんでした。
課長「そうですか、15年ですからね」
父「これだけやっていただいただけて、もう」
ま・つ・し・ま!「あのぉ、こちらの方、ちょっと気になることを」
木村宝飾店「失礼します」
やってきたのは、おたくには男前の二代目がいるね!?という木村宝飾店の人。多分、息子車でここまで父親を送って来たけど、あぁっっ!停める場所がないっ!ってくるくるそこらを走ってんのね。
木村宝飾店「どうも。あの、この蛯名まりこさん。うちでファミリーリング注文されてました」
沢「ファミリーリング」
店主「はい」
お母さんが頼んでいたのは、大と小のペアリング。1つは親が1つは子供が使う指輪をそれぞれ二組ご注文してました。
しかし引取りに来るはずだった1997年4月28日、お母さんは亡くなってしまった…!
木村宝飾店「ずっと気になってたんですよ、ご予約するときおっしゃってたことが。家族4人にお揃いのリングなんて仲いんですねと言ったら『いや、その家族を、やりなおしたいんです、私、家族を再生したいんです』」
なので、ファミリーリングをおススメしたという店主が出してきた箱にはREBORNの文字。
チョコちゃん「りぼーん」
少年ジャンプ連載中家庭教師ヒットマンのREBORN。
あ、違う。
TOYOTAにREBORN(笑)!
すなわち、再生する。
舞子「このことだったんだ」
母『いいから早く帰ってきなさい。いいことあるから』
子供用だからもう入らない、とか、自殺じゃなかったんだとか、一同が涙にくれる中、チョコちゃんは、舞子のところに。
チョコちゃん「ねね、いまはないていいんだよ?」
うぉおん!うぉおん!可愛いこと言うなよーー!泣けるーー!そんな愁嘆場に。
木村宝飾店「あのー…。すいません。すいません」
沢「?」
木村宝飾店「帰っても、いいかな」
沢「…いいとも」
木村宝飾店「納品書、ここ置いときます」
チョコちゃん「Mission Acomplishd」
笑顔なチョコちゃん♪♪

<寝ているチョコちゃんを目覚めさせる恐るべし一言>

寝ているチョコちゃんが布団をはいだりして、それを直したりしながら、しんみり話す沢と舞子。
沢「有休、今日で終わりだぞ」
舞子「明日、朝食食べに来て下さい」
沢「あ?」
舞子「私、作りますから」
な、なんですって!?とチョコちゃんすら目覚めさせるおそるべし一言(笑)!

<そして、その朝食は>

舞子「はいお待たせしました」
一同「…」
沢「前評判通りの」
チョコちゃん「これは、ちがいます」
舞子「おにぎり食べたじゃない」
チョコちゃん「これはちがいます…」
うん。そうだね。これは違うね。
沢「こんなことだろうと思って」
ボンボンメンチを用意していた沢。
舞子「期待してなかったってことですか?それもボンボンメンチ!」
沢「そして」
舞子「コロコロコロッケ!コロコロコロッケー!コロコロコロッケきたー!」
チョコちゃん「アップデートしました」
コロコロ頃家を食べるちょこちゃん♪
父「お父さん、警察いくよ。だって、昔、父さんが酔っぱらって言ったことで、今、殺人が起きたのなら、ご遺族に謝らないと」
沢「いえ、それは警察が捨て山にしたせいです。だとすれば、私たち警察の責任です」
お父さんの襟を直してあげるチョコちゃん。
襟、とんとん。頭もとんとん。そしてうん、って。
うんって可愛いーー!ぎゃーーー!

<捜査一課ではなんやかんやありました>

結局舞子の母親の剣は捨て山だったじゃないかとか。
舞子の退職届の字が素敵とか。
ま・つ・し・ま!の送別会などいらん!とか。
せいじが忙しくなかったら協力したるわとゆったとか。
沢「チョコザイくん、両親とこ連れて帰る日だろ。俺も行くよ」
だとか。

<しかしチョコちゃんはすでに実家に>

パパ「待ってください。アタルは、今日から私たちと」
なのに、アメリカに連れて帰ろうとするラリー。SPBの存続が発表されるからと連れて帰る訳ですが、存続しなかったらどうするつもりだ。
チョコちゃんはケチャップ飲んでます。
ラリー「アタル、いこう」
首傾げつつ、とことこ行こうとするチョコちゃん。
パパ「アタルいるよな。父さんや母さんとこのままここに」
チョコちゃん「りぼーんりぼーん」
ラリー「アタルはきっと、生まれ直すつもりでいます。ご両親から自立して。アタル、行こうか」
パパ「アタルが決めたことなんですね?」
ママ「今度、今度は、ママもNYにいくからね」
しっぽをつけ直したねずみちゃん渡すママ。
ママ「どんなに振り回しても絶対切れないようにしたからね?」
チョコちゃん「ちゅちゅちゅ♪」
しっぽをもって楽しく振り回すチョコちゃん。
チョコちゃん「もうぜったい、きれません。もうぜったい、はなれません」
ラリー「アタル行こう」
ちゅちゅ♪と言いながら、パパにぺこってして出ていくチョコちゃん。
あぁ、行ってしまう、とパパ、ママがシュンとしてると。
あっさり戻ってくるチョコちゃん(笑)
ちゅちゅちゅー♪と鳴きながら。
チョコちゃん「忘れ物♪」
マスタードをとって、ちゅちゅーと鳴きつつ、お辞儀して出ていくのです。
ちゅちゅーー♪♪

<空港だ!>

部屋にチョコちゃんがいない!に驚愕する舞子たち。
舞子「もー、最後の最後まであいつは」
沢「いやきっとラリーだ」
そこにラリーから電話。
舞子「いまどこですか」
ラリー「アタルと一緒にSPBに来るかどうか返事を聞かせて下さい」
舞子「行きません。日本でやりたいことができました」
ラリー「そういうと思いました」
ぷち
沢「空港だ」

<成田にナンシー、そしてぐっばいそろーん>

ついに、シンクロナイズドスイミング刑事ナンシーが初来日!
かどうかは知らんけど、ともかく来日。日本での人気は、まだそれほどではないお出迎えの人数(笑)
チョコちゃん「あれれれれ、あれれれれれ?」
舞子「チョコザイくん!」
呼ばれて振り向いたチョコちゃんたち、その無防備な背中に!
フライングキーーック!なのか、ドロップキーック!なのか。とにかく見事なとび蹴り!
ラリーつっころぶ!
舞子「マジで…!」
ラリー「きみい」
犬飼「このくらいしたっていいだろ。こっちはクロロフォルムをかがされたり、びりびりをされたれり記憶を操作されかかったんだからな」
ラリー「…元気そうで何よりだ」
犬飼「一つだけ感謝する。あんたのおかげで上司からの評価があがったよ、どうぞぉ!」
かっちょいーーー!
犬飼かっちょいーー!かっちょよく走り去りつつ。
犬飼「へいナンシー!」
ハイタッチ!
かっっっちょいーーー!!中村靖日史上最高のかっちょよさかも(笑)!
ラリー「彼は立ち直りが早い。しかしおかしな人だ」
沢「あれがあいつの個性なんだよ」
ラリー「能力と傷害と病気。分けることに意味はない。あなたそういいましたね」
沢「今でもそう思っている」
ラリー「ちゃんと分けて、名前をつけて、それで初めて対処の仕方が解り救われる人がいるんです」
チョコちゃん、ラリーの背広をなでなで。
チョコちゃん「おちません。おちません」
ラリー「大丈夫だアタル。いくぞ。帰ったらまず、グランドプレジャーのホットドック食べに行こう」
チョコちゃん「カレースープも下さい」
ラリー「おまえの好きなオニオンもたっぷり入れてもらおう」
チョコちゃん「わおーー」
ラリー「Good bye so long」
最後まできしょいラリーなのでした。
チョコちゃん「ばぁーい」
てってこ行っちゃうチョコちゃん。
舞子「…。やっぱりいや、こんな最後…!チョコザイくーん!!んぐっっ」
沢「も泣くな、も。泣くな!泣くな泣くな泣くな!もう3回言うてんやからアップデートしろ、もぉ!」
なんだこの不器用カップルめ!
乱暴にいちゃついてんじゃねぇぞ!もっとやれ(笑)!
そんな舞子の頭をぽんぽんとしたのはチョコちゃん。
女子は頭ぽんぽんが好きだ。ただしイケメンに限る。
チョコちゃん「ねね、ねね、ねねね」
ネズミちゃんを舞子に差し出して。
チョコちゃん「もうぜったい、はなれません。はい」
舞子の手のひらにネズミちゃんを乗せて。その手を両手できゅっとして、ぽんと。ぽんと!
女子は、手をぽんとされるのも好きだ。ただしイケメンに限る。
じゃ、いこうかなと思ったのに、沢が、自分は何をもらえるのかと待機しており。
チョコちゃん「んーー…」
え、しゅにんにもなにかあげなきゃいけないの…?と、バッグをあけて、しぶしぶケチャップを(笑)
チョコちゃん「ばいばい、ばいばい」
舞子「よし!帰ろう!ひょーー」
チョコちゃんの手の振り方がまた可愛いーーー!

<チョコちゃんは、ネズミとなって戻ってきた>

多分、SPBが廃止になったんでしょうね。
チョコちゃんは、舞子のマンションに戻ってきましたですよ。
ネズミとなって!
いや、まぁ、人として戻ってきてくれればそれでいいんですけどね(笑)
あー、ぜひとも続々みたい。シーズン11まで見たい。
あんな可愛いチョコちゃんがもういないだなんて、辛すぎる!
可愛さ頂点!
チョコちゃんに中の人などいない!(真顔)

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