ATARU 8

<診察中チョコちゃん>

女医「相変わらず眠ってないみたいですね」
舞子「え?この前寝たよね…」
ケチャップをすちゃっ!と構えて侵入者と対峙したのち、ぱたーんと倒れて寝てしまったチョコちゃん。
舞子「あれからちゃんと寝てるの?」
実は寝てなかったチョコちゃんです。
女医「ならいいんですが検査後1回ですね。その後はどこか施設にいかれるんですか?」
その間、チョコちゃんが見ているバッグの中には盗聴器、舞子の、このまま身元が解らなければ施設行きってことで、慌てて身元が解るように動く人々。

<チョコちゃんに衣替えを勧める舞子>

病院を出て、てこてこ歩くチョコちゃんたち。
舞子「暑くない?暑くないの?例えば涼しい夏服とか好き?ダメ?ダメ?ダメかな」
てこてことラリーの車のところに行っちゃうチョコちゃん。
舞子「チョコザイくん!」
車に乗っってしまい。
舞子「すいません!すぐ下しますから」
ラリー「いえ、一緒にどうぞ」
舞子「あたし?」
ラリー「はい」
舞子「あの…どこかでお会いしました?」
ラリー「いいえ。でも、ATARUのことをずっと探しています」
きょとんチョコちゃんがかーわゆーーーす!

<アメリカ大使館のチョコちゃんと舞子>

チョコちゃんはケチャップ飲んでる中。
舞子「要約すると、チョコザイくんは、FBIの捜査官?」
ラリー「いいえ、ATARUはまだ候補生です。訓練中です」
ケチャップ飲んでるチョコちゃんは、超能力捜査官が失敗した後、同じチームで開発されてる最中です。
舞子「開発って…」
医学的に証明されたサヴァン症候群の能力をつかって、なんかものすごいデータを頭に入れて、更新されるたびにアップデートしてるチョコちゃん。
カーテン開けられて、眩しい眩しいしてるチョコちゃん。ほっぺとんとんしてたけど、あ、パスポートある、と、てん、てんっするのが、猫みたいで可愛いチョコちゃん。
チョコちゃんそれを取って、舞子に見せて。
チョコちゃん「飛行機乗れます」
ラリー「残念ながらアウトプットの開発がうまくできませんでした」
さっとパスポートを取られて、返してってゆーっくり手を出すチョコちゃん。椅子をくるくるして、テーブルを遠くから回って、とことことことラリーの背後を取って、返して、ってやってる…!
手をぽんぽんとされて、うんうんと離れたけども、てこてこ動いて、再び返してってやってる。
でも、胸ポケット入れられると、あれ、ないねぇ?と。
おおおおおおまえかわいいなあああああああああ!
そんなチョコちゃんの可愛さの手前で、ATARUの訓練に協力してくれないかと依頼される舞子。
舞子「あのそれなら私は適任じゃありません。私、もうすぐ警察をやめるんで」
ラリー「事件を捜査する仕事がイヤになったんですか?」舞子「事件にならないと捜査できない仕事がいやなんです」
とことことこやってくるチョコちゃん」
チョコちゃん「すてやま…」
舞子「初動捜査で事件性が見えない現場のことです」
ラリー「それなら、ATARUと一緒にSPBに来ませんか?あなたとATARUがいればこの世からステ山は亡くなるかもしれない。ATARUの身元が分かった以上、保護は解除ですよね」
舞子「あ、はい」
チョコちゃんバッグを開けてごそごそ。
ラリー「これ保護の解除に必要ですね?」
チョコちゃん「あ」
パスポートを渡された舞子のところに、返してっていくチョコちゃん。
あぁ〜…!ついてきてほしい。すぐ渡すから。10mくらいですぐ返すから(笑)!
火事に関する無線が入り、それを聞いてるチョコちゃん。二人は送っていかれることに。

<現場到着チョコちゃん>

火事の現場に到着し、自分でドアを開けて降りていくチョコちゃん。
ラリー「ぜひ、SPBに来て下さいね」
誘われても、え、えぇ…、な舞子。

<とはいえ、警察に移動したチョコちゃんと舞子>

せいじ「謹慎中と部外者が何の用だ」
舞子「休暇中です!」
なんやかんやでもみ合って、飛び散る写真。
それを見て、どんどん取り込んでいくチョコちゃんの口がなんか変(笑)
チョコちゃん「mission accepted」

<鑑識のチョコちゃん>

並べられている写真を鑑識の後ろから取ろうと手を伸ばし、いちいち叩かれるチョコちゃん。
ぺし、いてて。
ぺしっ、いててて。
体の両脇からも手を出して、最終的に1枚ゲット。
チョコちゃん「めがまっかですめがまっかっかですめがまっかっかです」
舞子「ちょっと見せて」
チョコちゃん「めがまっかっかです」
舞子「目が真っ赤っか」

<居酒屋にやってきたチョコちゃん>

沢を探して、朝からやってる居酒屋までやってきた二人。
舞子「チョコザイくんがなんか目が真っ赤っかって」
犬飼「ATARU!」
沢「え!?」
犬飼「ATARU、イノグチアタル」
舞子「なんで知ってるんです?」
沢「誰だよ、イノグチアタル?」
舞子「チョコザイくんの本名です」
沢「本名?」
パスポートを出す舞子、そのパスポート持って帰ろうとするチョコちゃん。おいおいと追いかける舞子」
沢「なんでおまえそんなこと知ってるんだ」
そして犬飼は倒れてしまうのだった。

<お散歩中チョコちゃん>

犬飼のことやら、SPBのことやら、シンクロナイズドスイミング刑事のことやら、チョコちゃんのパスポートの写真がなんかすごいやら色々あったんですが、チョコちゃんはネズミを連れてお散歩中。
ちゅーちゅーしながらお散歩中。
ねずみちゃんとお散歩チョコちゃん
しっぽをぶん回しながらお散歩してたら、ぽーん!と、しっぽから本体が飛んでいき。
チョコちゃん「あれ?あれれれれ??」
本体を探すチョコちゃん。
チョコちゃん「あれれれれ、あれれれ、あれれ、(葉っぱに触って)あいてっ。あいたたたあいたたたいててて、あれれーー?」
無事ネズミちゃんを発見。
チョコちゃん「あったあった」
ぱたぱたとゴミを取る。
チョコちゃん「しっぽがありません。あれれ?しっぽがありません。しっぽがありません」
しっぽを持ってた方の手に意識がいかなかったんだねぇ。チョコちゃんのためにネズミを探すゲームとかどうだ。

<チョコちゃん家に帰る>

父からの連絡で、帰ってきた舞子。
舞子「なんだーいるじゃん」
父「えっ!?あ!」
チョコちゃんはぽつんと座って、ねずみなでなで。
チョコちゃん「しっぽがありません…」
父「ほんとだしっぽがない。つけてあげたら?」
舞子「お裁縫……」
父「あ、0点だったけどね♪」
舞子「それでもいいなら貸して?」
ネズミちゃんをバッグにしまうチョコちゃん。
舞子「あっそ」
チョコちゃん「あっそ」
そして、花見てる。

<晩ごはん中チョコちゃん>

ケチャップ飲んでるチョコちゃん。写真を見てるほっぺとんとんとんとん、とんとんとんとん。
美味しいよと言われた卵焼きを手元に置いて、ケチャップで頭蓋骨の絵を描く。
絶対音感とか、絵を描くとか、チョコちゃんは色々多才です(笑)
チョコちゃん「赤いとこ。がいこつの赤いとこ」

<お出かけしようとするチョコちゃん>

舞子の家の玄関からでかけようとして、お父さんに発見されるチョコちゃん。
父「どこ行くの!あーびっくりしたー。仲蒲田かな?昨日、洗濯する前にポケットみたら、ほらこれね(140円のチケット)?機械に通さないと開かないの」
時計を見て。
チョコちゃん「ホットドック下さい」
父「え?」

<美味しそげなホットドックスタンドに行くチョコちゃんたち>

チョコちゃん「これはホットドックではありません」
店員「何?」
父「はい(レタス準備済み)!これもホットドックです。これもホットドックですこれもホットドックです」
チョコちゃん「アップデートしました」
店員「え?」
父「今日のは炭火焼だから美味しいと思うよー?」
店員「なぜそのまま食べない!」
食べながら、お店に貼られているちらしを見て、あれ?ってちょこちゃん。

<火災現場のチョコちゃん>

舞子に連れてこられて、お風呂場にたたずむチョコちゃん。
チョコちゃん「あるてるなりや」
舞子「いた!」
チョコちゃん「くらうすぽりうむ」
チョコちゃん「あるてるなりや」
舞子「歩いてるなり?」
これらはお風呂の黒カビですが、種類は違うと。
沢「それが何か?」
舞子「私に聞かれても」
その後、部屋をうろうろして、燃えた部屋をのぞき。
チョコちゃん「からから。からからですからからです」
舞子「エアコンのリモコン?ちょとこれ」
沢「28度に設定されてるしかも暖房だ」
舞子「真冬に設定したんですかね」
沢「エアコン代は節約しなかったってことか」

<捜査会議にガンガン出てるチョコちゃん>

電気の使用量グラフを指でなぞるチョコちゃん。
3時間使用料が最大になっている部分で、エアコンが28度設定になったようですが、果たしてそれが何を意味するのか。
死亡推定時間をずらそうとしたとかも考えられますが、
せいじ「どうせ火をつけてるんだ意味ないだろ、(バッグがどん!)なんだこの部外者」
チョコちゃん「からからです。からからです」
沢「からから…」

<現地で再び調査のチョコちゃん>

渥美「湿度は10%切ってたのね」
舞子「だからからから」
ほっぺとんとん、ととととん。写真を見てる。
チョコちゃん「ぱちぱち。ぱちぱち!」
舞子「チョコザイくん?」
チョコちゃん「ここ。ぱちぱち。からから。ここ」
沢「出火点」
舞子「そこが、ばちばちからからって何?」
渥美「そうかー、ここには、灯油がまかれてたのね。湿度10%以下とすれば気化ガスが発生して充満したはずなのね。それで電気がばちばちっとなれば燃えるのね」
チョコちゃん「燃えるのね〜」
舞子「でも、首をしめられたんだから、事故じゃないですよね」
渥美「誰も、事故なんて言ってないのね灯油のガスを発生されて、スパークさせられたら」
沢「人工的にスパーク」
渥美「スライダーがスパークを起こすこともあるのね」
沢「宅配業者ならドアを開けるよな」
舞子「ハートポッポの?」
沢「インターホンのことでもめて、思わず首を閉めた」
舞子「彼は自分の障害に苦しんでます!」
沢「可能性が出た以上調査すべきだ」
チョコちゃん「ばちばち。もえるのねー…」

<夜になっても調査中のチョコちゃんたち>

舞子「あの、脚立とかないんですか!」
渥美「えー?こんなことになると思わなかったのね」
渥美が馬になり、その背中にのって、あれこれしている舞子。
まだ写真見てるチョコちゃん
指ひらひら。ホッペとん、とんとんとんとん。
んーー…と考えて考えておめめ、ぱちっ!
チョコちゃん「だれから?だれから?だれから?」
携帯の写真ひらひら。
チョコちゃん「だれから?」
渥美「あ!その可能性もあったのね」
立ち上る渥美、倒れる舞子。
舞子「うそー!ちょっと!」
どす!
チョコちゃん「うおーっちょ…」
舞子「あったーー…」
はーーってチョコちゃん。

<なんやなんかんやありまして>

素敵なばんそうこうを鼻に貼った舞子と、沢と、犯人でなんやかんやありまして。
外にいたチョコちゃんは、犯人が連行されていくのを見て。
チョコちゃん「mission accomplished」
目を閉じて、涙ぽろん。
そして倒れる。
あ!チョコザイくん!と助けに来る沢と舞子。
手の傷がいたいたし。
こちら、寝ている訳ではなく、ストレスによる失神ではないかという話。もうチョコちゃんに捜査をさせるのはやめた方がいいのでは説も。
そこで、チョコちゃんが持っていたちらしが登場。ホットドック屋台の出展者募集のやつ。

<ホットドック食べてるチョコちゃん>

炭火焼だし、電気も使っていないからスライダーの彼でも大丈夫ということで紹介してる沢。
チョコちゃんは、舞子が作ってくれたホットドックを食べてる。
食べては手を汚して舞子に手を拭いてもらってたり。
沢「彼が持ってるものは能力なのか、体質なのか、それとも障害なのか」
ホットドッグをがぶーーー。
沢「なんなんだろうな」
舞子「えっ?」
沢「聞けよ!」
ばくばく。また手を拭いてもらい。
沢「チョコザイくんの家が判明したぞ」
舞子「あぁ、仲蒲田ですよね」
チョコちゃん「なかかまた」
沢「いや八王子だ」
舞子「え!?」
チョコちゃん「しっぽがありません」

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