<入院しにやってきたチョコちゃん>
仲蒲田記念病院で入院の話をされてるチョコちゃん。舞子「これで、お別れだけど、こうして知り合ったのも何かの縁だから」
しんみる話す舞子を置いて、看護婦さんと行っちゃうチョコちゃん。
舞子「ええええ!(追う)こうして会ったのも何かの縁だから、あたしとか父さんとか、面会に来てもいいでしょ?」
横向いて、気にしてないチョコちゃん、とことことエレベーターに。
看護婦「お疲れ様でした」
舞子「チョコザイくん、あたし面会…」
でも、チョコちゃんはエレベーターであちこち見てるだけなのであった。
<捕獲されるチョコちゃん>
病院を出てくるチョコちゃん。看護婦さんからお荷物こちらでって言われても、いやんっと振り払う。看護婦「先生呼んで来ますね。こちらでお待ち下さい」
チョコちゃんは、くすのきの前のベンチに座って前後に揺れてるますと、そこに車から降りていくラリー。なんだラリーって。
顔上げて、立ち上るチョコちゃん。
とことことことことことこ。
ラリー「ATARU」
スルーして、とっとと車の中へ。車に乗る時の足元までおぼつかないとは!おぼつかないとわー!
<車中のチョコちゃん>
ラリー「10日も逃げてその態度か。おまえらしい。安心したよ」無線から聞こえてきた操縦士の死亡が確認に反応するチョコちゃん。
チョコちゃん「Mission accepted」
で、そのまま車を降りようとする。
ラリー「待て。トレーニングじゃない。ドアを閉めなさい。日本でのトレーニングは終了した。日本でのトレーニングは終了した。…日本でのトレーニングは終了した」
チョコちゃん「…。はい。アップデートしました」
ラリー「ドアを閉めなさい」
大人しくドアを閉めるチョコちゃん。
チョコちゃんは、予定外の行動を3回指示される新しい予定として更新するんだそうですよ。
運転手「それもトレーニングですか?」
ラリー「私とATARUの信頼関係です。goodboy」
チョコちゃん「ぐっぼーい」
<アメリカ大使館?のチョコちゃん>
ホットドック食べてるところ、カーテン開けられて、まぶしっ!なチョコちゃん。ラリー「日本にくればこれまで以上の成果がでると思った。でもそうじゃなかった。残念だよATARU」
開けられる度にまぶしっ!
はぐーーー!はぐーーーって大きな一口で食べてるのが可愛い〜!
ラリー「ATARUが逃げるという事故が起きた以上、トレーニングを続けるメリットはありません」
航空券を受け取り、さっさと帰ろうとしているラリーが、何やらデータ放送で見ようとしてたら、そのテレビのニュース画面に舞子が。
チョコちゃん「Mission accepted」
ラリー「?だから、あれはトレーニングじゃない。日本でのトレーニングは終わったといっただろ」
手を引かれるが出ていくチョコちゃん。
ラリー「日本でのトレーニングは終了だ×3」
3回言われて、振り向いて、でも、出ていくチョコちゃん。
ドアの開け方まで可愛いでやんの!両腕でぐいーって押して出ていくなんて、ぐいーーって。こらーー!
(首根っこをつまみあげて元の位置に戻して)
そらいけ!と、何度か繰り返したい。ぐいーーー。
<飛行場にとことこやってくるチョコちゃん>
せいじにさっさと見つかり。せいじ「そいつをつれてとっとと帰れ!」
舞子「そいつ?」
きょときょとしてるチョコちゃんは、すぐさま連れて帰られたのでした。
<タクシーの中のチョコちゃん>
明日病院に届けますと舞子が電話している外側から、とんとんとチョコちゃんの腕を叩く沢。沢「どうやって来たの。まさか事件かぎつけて?」
しかしチョコちゃんは後ろにラリーの(だからラリーって名前なんやねん)の車に気がついており…!
舞子「落ち着いてからじゃないとまた逃げ出したらいけないって、我孫子係長が」
沢「(にやー)よかったやん、また一緒に捜査できて」
舞子「はぁ?何言ってんですかっ」
<演技派女優>
美人デカものの依頼がまた入っている舞子でしたが。舞子「この監督とは感性が合わないんです…!」
せいじ「演技派女優か!」
女優は気まぐれなものです。
<晩ごはんチョコちゃん>
舞子のうちでマスタード飲んでるチョコちゃん。そんなに…?とケチャップを試してみる舞子。舞子「う、う…」
もーやめてー、とケチャップ取り戻したチョコちゃんは、ほっぺとんとんとんとんとん。広げられた写真を見て。
チョコちゃん「もーてる、うんど」
舞子「モーツァルト?」
ではなく、モーテルウンド、致命傷。
舞子「致命傷…。額の傷。これ?」
違うって写真を押しやる。ぐーにした手で。ぐーにした手で、腕を使って!
チョコちゃん「ヘッドセットヘッドセット」
振ってる手の、伸ばした指まで可愛いってなんだ。
舞子「…あれ?これやっぱり捨て山じゃない」
<公園で朝食チョコちゃん>
ベンチでカレースープ飲んでるチョコちゃん。はふーはふー。
舞子「もう少しだけ預からせて下さい。お願いします!チョコザイくんが必要なんです」
チョコちゃん「ふーーー」
<飛行場のチョコちゃん>
事務所内のあちこち見ているチョコちゃん。事故鑑定係公原の前にちょこんと座って書類見て、ぽんぽんぽんっとデータ取り込み、ほっぺとんとんとん。
沢「やっぱりいた帰るぞ!」
事故か自殺やって沢に、それは僕が決めますという公原。
誰?って沢に名刺を見せる舞子。
チョコちゃん「歩いてます。手が歩いてます。手が歩いてます」
機内の血液指紋は、衝撃で動いた時についたものでしょうという公原でしたが。
沢「いや、この血液指紋は歩いてるぞ。機内をこう進んでる。つまり衝突後すぐは生きていた」
なんだとー!と、再び機体を調べに行く公原。を窓から見ている沢たち。
沢「敏腕鑑定人かー」
つーっと歩いて席を移動するチョコちゃん。飛行機の模型を手にとる。
沢「そーいやチョコザイくん、今日から病院ちゃうんか」
帰す気はない舞子なのです。
<チョコちゃん晩ご飯中>
ケチャップ飲んでるチョコちゃん。ちゅーーーー。
テーブルの上には、事件の関係写真。
父「遺体の写真じゃないだけ今日は上品かな」
写真見て、ほっぺとんとん。
チョコちゃん「ブレーキ」
とんとん、ブレーキ。ほっぺとんとん。
チョコちゃん「ブレーキ踏んでます」
<素敵な刑事課>
課長は見ていた的な登場の課長。夜やられたらちびりますね。課長「捨て山の掘り返しがあたってるようだね」
沢「彼女の手柄です」
舞子「私じゃありません、きっと今頃シンクロ見てます」
課長「シンクロ?」
沢井「ナイズドスイミング」
課長「刑事?」
<シンクロ見ているチョコちゃん>
お父さんも横で見ていて、なるほどねと。手がひらり。
<チョコちゃんピンチ!>
とことこと走ってる車の前に飛び出してしまったチョコちゃん!ピンチ!番組はCMへ!そこへ木村さん!!舞子「大丈夫!?」
怖い怖いってなってるチョコちゃん。両耳をとんとんとんとんっ!
足元に散らばる特殊撮影した写真。
沢「チョコザイくんが持ってきてくれたのか」
舞子「だと思います」
指のスピードが速い。
怖い怖い。とんとん。
舞子「私たちに何か伝えたくてこれ持ってきたのよね?
ほっぺとんとんとんとんとんとんも早い。
舞子「そうでしょ?違うの?」
チョコちゃん「んーんーんーーー」
沢「あー、ごめんね。大丈夫」
舞子「チョコザイくん。もういい解ったから」
とんとんとんとん。
チョコちゃん「スカイバードDファイブ」
公原「小型飛行機の名前です」
舞子「衝突した飛行機ですか?」
公原「いいえ」
チョコちゃん「スカイバードDファイブ」
手と手をこちんと合わせる。
<実機を見に来るチョコちゃん>
さっさとアタッシュケース開けて、さっさと特殊ライトを持ちだしてスカイバードを照らしてみる。チョコちゃん「もーてるうんど」
舞子「また致命傷?」
チョコちゃん「傷、どん、傷」
沢「なんだどんって衝突した?」
公原「彼の言う通り、衝突した傷かもしれない」
飛行場の人「あ、確かに傷があります」
また、アタッシュケースに戻って滑走路を特殊撮影した写真を出してくる。
その写真の場所にとことこいって、ほっぺとんとんとんとん。
チョコちゃん「タイヤクラスト。タイヤフライ」
タイヤフライって両手を広げて、空を見上げるのが可愛い〜!
公原「このタイヤ痕、飛び立ってる。滑走路を横切ったまま、飛び立ってるんです」
<説明してる横にいるチョコちゃん>
チョコちゃん「うぅーーん」飛行機の模型を飛ばしてるの。かぁわいいぃぃ〜〜。
公原「この事故機が右にそれた、その横でこれが飛び立って」
チョコちゃん「スカイバードDファイブ」
公原「ここから導ける結果はただ一つ。衝突機が離陸寸前、スカイバードが左から急接近してきた。そして飛び立った瞬間に接触」
チョコちゃんの指と指もちょこん、と接触。
公原「そのため、思えず右に逸れて衝突した」
舞子「てことは、自殺じゃない」
鑑定人「操縦ミスによる事故でもない」
沢「殺人事件」
両手をぐーにしてテーブルの上に置き、じーっと飛行機を見ているチョコちゃん〜。
<なんやかんやありまして>
犯人が告白している後ろで、ソファに座って飛行機の模型を撫でてるチョコちゃん。ゆらゆら。誰かに盗られるくらいなら、あなたを殺していいですか〜♪
そんな、天城越えな告白の最中、飛行機抱っこして寝てるチョコちゃん。
<車から車に運搬されるチョコちゃん>
公原「彼の言葉が、僕の鑑定を正してくれた」と、車の中で寝ているチョコちゃんを見ながら言う公原。比較的タチの悪い幼馴染を持つ男。
沢がおんぶしてチョコちゃんをタクシーへ運搬。
舞子「頭頭っ」
ぶつけないように気をつけつつタクシーに入れたら、うっすら起きるチョコちゃん。
沢「明日は病院帰すんやな」
舞子「…はい」
チョコちゃん目を開けて、
チョコちゃん「Mission accompilshed」
舞子「あこんぷり?」
涙が鼻を伝うのであった。
<チョコちゃんとお花>
マンションに戻ってきまして。舞子「あんまり花がないって騒ぐから、この時間までやってる花屋探して歌舞伎町まで行ったんだからね。よほど好きなのね、この花
でも、なんで4つなの?」
花を見てるチョコちゃんの手がひらりひらり。
舞子「あなたのこと、私、何も知らない。なのに、明日にはまたお別れ。もう少しくらい、いてくれたらいいのに。…あぁ、もちろん、捜査のためだからっ」
ってみたら、チョコちゃんは寝てます。
チョコちゃん「のっ!寝てんのかよ…!」
いつもの、でかめな寝姿。
舞子「せめて、この花が枯れるまでさ…」
眉がぴくってなるチョコちゃん。ぴくっ。
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